このコーナーでは、少々息抜き的な情報発信をすることにします。
言語のプロフェッショナルというテーマからは少々それますが、私が好きなChess(チェス)に関する世界的事情を紹介したいと思います。もとネタは全て英語によるものですから、国際色あふれるコンテンツとしてまた違った角度からこの「LOOPの窓」を盛り立てていければと思います。
Chessといえば、囲碁・将棋と同じような盤上競技です。二人の対戦者がチェス盤をはさんで、交互に白と黒のチェス駒を動かし、相手の王様(King)を追い詰めていきます。
日本では、将棋が真っ先に思い浮かばれますが
Chessは世界167ヶ国以上の国々で行われている
国際的なゲーム。ルールは世界共通なので
世界各国の人との社交の手段になります。
外国の公園や広場には、大きな駒を並べた野外チェス
があり、子供から高齢者まで和気あいあいと気軽に
対戦を楽しんでいるようです。
日本人が大好きなハワイ・オアフ島にもそうした野外チェスがあり、そこはまるで公園の一角のようなスペースで、Chess盤をテーブルしたような台がいくつもあります。そこで日々腕をふるう常連から、飛び入りの観光客まで、Chessという共通言語を使って勝負のひと時を楽しんでいるのです。
Chessの魅力は、世界共通ということはもちろん、性別、年齢を問わず楽しめ、またプロ・アマに垣根がないことと言われています。
現在のChessは約500年前にヨーロッパ各国で行われていたものとほぼ同じルールです。
紀元前550年頃、インド、パキスタンのサンスクリット地方にすでに「チャトランガ」というよく似たゲームがありました。9世紀頃には、中国では中国将棋へと発展し、日本へは韓国を経て「将棋」という形に変化して伝わったといわれています。(つまり、Chessも将棋もルーツは同じなのです!)
その後、10世紀頃にヨーロッパに伝わり、16世紀頃には現在のChessになったようです。
このように、Chessは盤を使うものの中では、世界で最も古いゲームの一つなのです。
このようにChessの歴史は古いので、その魅力は単にゲームという一面にとどまらず、様々な文化背景やChessに身を捧げた先人達の思いやエピソードに思いをはせるところにもあると私は思います。
私は日経新聞と合わせて
International Herald Tribune誌(週6日発行)も購読しているのですが
毎週土日版にはChessのコラムが掲載されます。(実際の記事⇒)
それは日本の新聞で将棋欄があるのと同じ感覚なのだと思います。
こうしたちょっとした気付きもなかなか面白いです。
世界中で楽しまれるChess、その国際ニュースを取り上げながらこの「LOOPの窓」がより充実したサイトになればと思います。
