英語論文における句読法(スラッシュ)

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本ブログの「論文翻訳のチェックポイント」 コーナー、久々の記事更新です。

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スラッシュ( / )は、論文で多く使われる斜めの線です。このスラッシュは、per, and, orなどを意味し、構成要素を分けるために用いられます。どのような場合に用いられるか、それぞれのケースについての注意点を見てみましょう。


(1)同等性あるいは二元性を表す場合


同等性:二つの語や表現が同じ重みを持っていてその二つの語の間でandの意味を表したい場合はスラッシュを用いることができます。

  • 同等性の英語の例文⇒One needs a  hot/cold environment in which to carry out the expriment.

二元性:下記のような例文ですと、前の文章ですでにHiroshi and Yumiとしているので、このような二元性の問題が生じる場合はスラッシュを使わずorなどを使います。

  • 二元性の英語の例文⇒Hiroshi and Yumi said they are coming. Now I need to know whether he or she will be bringing the extra chairs.(但し、よりよい文章表現としては、Now I need to know which of them will be bringing the extra chairs.のほうが望ましい)


(2)per(当たり)を意味するのに用いる場合

 「~当たり」を表す文章にもスラッシュが使われますが、このperを表す構文においては以下のような条件があります。

  1. その文に測定単位(時間を含む)を伴う
  2. 少なくとも一つの要素が特定の数量を含む
  3. そのすぐ隣にある要素が特定の数量あるいは測定単位のいずれかである

     英語の例文

  • The hemoglobin level was 140 g/L.
  • The  CD4+ cell count was 0.20 X 109/L(200/uL).
  • Blood volume was 80 mL/kg of body weight.
  • Respirations were 60/min; pulse rate was 98/min.


以下のような場合、スラッシュは用いるべきではありません。

  1. 前置詞句が二つの要素の間にある
  2. いずれの要素も特定の数量を含まない
  3. 非技術的な表現の構文

     英語の例文

  • 5.3 mmol of potassium per liter
  • expressed in milliliters per minute
  • 2 days per year


(3)その他スラッシュを用いる構文(日付・方程式・略語にした項目の比を表す場合)

  • スペースを節約するため、表や図の場合だけ日付を表すのにスラッシュを用いることがあります。
  • 同じ行に並べられ、センタリングされているのではなく、本文に組み込まれ、区別されている方程式の場合は、分子と分母を分けるのにスラッシュを用います。
  • 略語にした項目の比を表す場合、スラッシュが用いられる場合があります。例えば、the SUN/Cr ratio was greater than 10:1.というような場合です。この種の構文は、ハイフンを使って表現する場合もあります。ハイフンの場合は、the serum urea nitrogen-creatinine ratio was greater than 10:1.というように、略語を使用しない場合に使用します。

 

 

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このページは、Ted Matsuuraが2009年3月16日 20:09に書いたブログ記事です。

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