
ドイツのBonn(ボン)で開催されているWorld Chess Championship 2008 の第8戦が行われました。結果は、前日の第7戦に続きドロー(引き分け)に終わりました。挑戦者のV. Kramnik(ロシア)がWhite piece(白駒)の先手で始まったこのゲームは、両プレーヤーが39手目を指し終えたところで終了。これで通算の対戦成績は現チャンピオンのV. Anand(インド)による3勝と5引き分けとなりました。

第8戦に至っても、勝ちゲームがないKramnik ・・
大方の事前予想として、本大会は接戦になると思われていたようですが、幕が上がってみると現チャンピオンであるAnandの安定した強さばかりが目立っているように思えます。
もし次の第9戦でAnandが勝利すれば、このチャンピオンシップの勝敗が決してしまいます。(本大会は基本的に全12ゲーム構成となっており、各ゲームの勝者には1ポイント、引き分けの場合は両プレーヤーに0.5ポイントが割り当てられる方式となっている) やはりここは、Kramnik(↓ 画像が本人)に一矢報いてほしいところです。
Kramnikはゲーム後の記者会見で以下のコメントを発したようです。
"For the first time in the match I had a slightly better position, which was quite a relief."
(この大会を通して、初めて自分が若干でも優位に立てたことでホッとしました。)
このコメントから察するに、それだけKramnik本人にとっては「自分らしさ」を多少なりとも発揮することができた対戦だったのかもしれません。結局Anandの牙城を崩すところまでには至りませんでしたが、この第8戦において何か気付きのようなものがあったと期待したいです。

Kramnik(左)の奇策(?)にも上手く持ちこたえたAnand。この数分後にKramnik(左)からドロー(引き分け)を申し出る。

会場には多くの地元ジャーナリストやカメラマンが集ったようです。それに相変わらず観客も多いです(画像下部の人たち)。

World Chess Championship 2008 タイトル獲得まであと1ポイントに迫った現チャンピオンのV. Anand(インド)。次の第9戦に勝利すれば(勝ち=1ポイント獲得)・・
第9戦は、一日中休みを入れた26日の午後3時です。(日本時間:26日夜11時)
Kramnikの逆襲に期待します!

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