
ドイツのBonn(ボン)で開催されているWorld Chess Championship 2008の第5戦が行われました。35手で勝負が決し、現チャンピオンのV. Anand(インド)の勝利に終わりました。これで通算対戦成績は、V. Anandの2勝および3引き分けとなっています。

挑戦者のV. Kramnik(ロシア)は、5戦を終えまだ1勝もしていません。海外のメディアでは、「このチャンピオンシップマッチで、Kramnikが白の先手で1敗ならず2敗するなど誰が想定しただろうか」と報じているところもあります。それだけ、今回のKramnikの敗北は周囲を驚かせているようです。
一方のAnand(インド)については、ある世界一流プレーヤーが以下のように評しています。
"Anand the Brave! Not many people would repeat the same risky lines against Kramnik"
(リスクを顧みなかったAnand!あのKramnikを相手に、同じ冒険的な手筋をとれるプレーヤーは世界広しと言えど、ごく数える程である。)
それだけチャンピオンAnandの勝ちぶりが素晴らしかったのでしょう。

12手を指し終え、チェスクロックを押す挑戦者Kramnik

Kramnikの12手に応じる現チャンピオンAnand
【これはオマケ画像(↓)】

背後に映っている影がなかなか絵になっています。日本の将棋であれば、こんな風にはいきませんね。芸術性のあるチェスのピース(駒)ならではの光景です。
次の第6戦は続けて翌日(日本時間で今夜11時)に行われます。ここでKramnikには何とか一矢報いてほしいところです。世界チャンピオンシップらしい名勝負を期待します。

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