ハイフン①でも述べたように、ハイフンは英語文章の中でたびたび使われるものですが、わかっている部分もあれば曖昧な部分もあるので、使ったり使わなかったり、人によっても変わる部分です。しかし、公式な論文翻訳においてはその使い方をしっかりと把握しておけば無駄のない文章を作ることができますし、また翻訳内容をチェックするのにも楽になります。
明瞭な文章にするためにハイフンを使用
誤解を生むような語、曖昧な表現になりそうな場合はハイフンを用います。
例えば以下の例文を見てください。ハイフンを付けるのと付けないとでは意味が異なります。
a small-bowel constriction(小腸の狭窄)
a small bowel constriction(腸の軽度の狭窄)
an old-car salesperson(中古車のセールスマン)
an old car salesperson(年老いた車のセールスマン)
man-eating plants(人食い植物)
man eating plants(植物を食べている人)
ハイフンでつなげないと意味が異なってしまうときは、接頭辞の後ろにハイフンを付けます。
re-treat, re-creation, re-formationなどがありますが、「retreatment」等に関してはハイフンは使わないようにします。retreatmentは語そのものが一つの単語として確立しており曖昧さがないのでハイフンは使いません。
ハイフンを使う用語としては、同じ母音を持つ2語、同じ子音を持つ3語など同じ文字の連続した組み合わせにならないように、接頭辞の後ろあるいは接尾辞の前で使われます。
semi-independent, hull-less, ultra-atomic, de-emphasize, intra-abdominal, bell-like
但し、例外があるので雑誌(ジャーナル)の最新の指針を確認してください。
接尾辞、接頭辞を含む複合修飾句の場合、曖昧な表現となるのを避けるためにハイフンを使うことがあります。
non-self-governing, non-group-specific blood, non-brain-injured subjects, manic-depressive-like-symptoms, non-English-language journals

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