2008年10月アーカイブ

 

この『STARBUCKSにみる"最高の一杯"!?』のコーナーで前回INODA COFFEE(イノダコーヒ)を取り上げましたが、昨日都内の東京大丸店で購入しました。


INODA COFFEE_logo.jpg
(以下、少し前置きします)
東京大丸店はその名の通り、JR東京駅構内にあるDAIMARU(大丸)東京店内にあります。実際に足を運んでみて感じたのが、店舗がある場所の違和感・・


イノダコーヒの店舗は紳士服ブランドのテナントがずらりと並ぶ8Fにあり、フロア中央にあるエスカレータから一番奥まった場所に位置しています。店舗自体は、なかなか良い雰囲気でした。店内は多くの客で賑わっていましたが、落ち着いた雰囲気です。来店客のほとんどが中年女性です。店舗のコンセプトが単なるコーヒーショップではなく、食事もできるレストランに近い形態なので、女性には非常に人気があるのだろうと素直に思えました。ただ、日頃会社勤めのサラリーマンやOLなどが気軽に来れるような所ではありません。仕事を持つ人がちょっとお茶する感覚でデパートの8Fまで行ってられないでしょう。

紳士服ブランドのフロアに次々と現れる中年女性たちの姿・・・ そんな光景に滑稽さを感じました。

 

ここからが本題です。
所々STARBUCKS(以下、スタバ)コーヒーとの比較を交えながら綴ります。


今日早速、購入してきたINODA COFFEEを飲んでみました。私が購入したのは、イノダが創業よりホットコーヒーに使用しているブレンド「アラビアの真珠」(Arabian Pearl)。イノダの製品ラインナップのなかでも代表的存在です。製品ラインナップは以下の通りで、アラビアの真珠は左端の赤缶です。

 

INODA_アラビアの真珠.jpg  INODA_コロンビアのエメラルド.jpg  INODA_プレミアム.jpg  INODA_エクストラ.jpg  INODA_イノダジャーマンブレンド.jpg   INODA_アフリカブレンド.jpg
   
アラビアの真珠


私はこの画像にある400g詰め(豆)で¥1,940のものを買いました。
他に300g袋詰めや40g袋詰め5パック入りがあります。 

 

さて、この缶詰めの封を開けた時の第一印象は、豆の色がスタバのものに比べてかなり薄いということ。ここで先ず私の頭に浮かんだのは去年の年末時期に割引のお得感につられて購入したKALDI(カルディ)のコーヒー。カルディのコーヒーは私にとっては全く物足りないものでした。値段の安さなりの品質レベルで、味に深みが感じられなかったのを覚えています。スタバの豆に比べロースト感で決定的に劣るということです。「アラビアの真珠」の豆の色が、そのカルディと重なり・・・


KALDI.gif
そういった一抹の不安を抱きながら「アラビアの真珠」を飲んでみたところ(コーヒー・水・牛乳の比率はいつも通りに)、私の嫌な予感は一気に吹っ飛びました。買ってよかった!


実際に飲んでみた初めの感想としては、スタバのコーヒーでは感じたことのないような香りとコクのバランスの良さです。決して派手さはないものの、その品質には一目置くべき何かがあります。スタバのコーヒーにある香ばしさとは明らかに異なっていると思いました。スタバの特徴を味のキレと力強さとするなら、イノダはバランスの良さと上品さが売りとでも言いましょうか。

 

また、自分の気ままなブレンドを楽しむ(私は1種類の豆をずっとなくなるまで使うということはあまりせず、2~3種類の豆を思い思いに混ぜて試してみることが結構あります)という意味では、スタバよりイノダのコーヒー豆の方が楽しみの幅が広いかもしれない、とふと思いました。スタバの豆はどの製品も基本的にローストがかなりしっかり施されているので、我流でブレンドをしてみても「コレはイケる!」と思えるような配合など滅多にありません。(というより、スタバの豆はそういった用途にはあまり向いていない?)

*****ついでに番外編として***********************************************************************

実は先日、以下の2つのスタバ製品を購入し、適当に混ぜ合わせて試しています。私が行きつけのイオンモール水戸内原店の店長(ストアマネージャー)さんと話し合って試してみることにした組み合わせです。その店長さん(男性Sさん)、店舗に客が多少並んでいた状況にも関わらず、大分長い間私との話に付き合ってくれました。そんなスタッフとの出会いもスタバを好きになった理由の一つです。イオンモール水戸内原店には、その他にも私のご意見番的女性スタッフがいて、いつも大変お世話になっています。

 

BREAKFAST BLEND.jpg ETHIOPIA SIDAMO.jpg   

 

スタバはどこの店舗でも、豆を選んでいるとスタッフが話しかけてきます。そうした機会に乗じて、私はスタッフの方に訊くことがあります。ブレンド(どの豆とどの豆を組み合わせるとより楽しめそうか)のことです。残念ながら、この問いに的確に応えてくれるスタッフはなかなかいません。そもそもスタッフのなかでそういった飲み方をしている人はあまりいないようです。私のように、スタバの製品を一通り飲み慣れている者からすると、買ってきた豆をただそのまま挽いて飲むだけでは何の面白みも感じなくなってきます。スタバには、数少ないホールビーンストアが存在し(都内のみ)、そこでカスタムブレンドをつくってくれることは知っていますが、いちいちそこまで足を運んでいられません。

スタバで頻繁に豆を購入する客が何を求めているか、を考えればもっと楽しめるコーヒーのバリエーションが提供されて然るべきだと思いますが、一般のスタバ店舗ではそこまで追いついていないようです。バーテンダーが独自のレシピでつくったカクテルで常連客をもてなすのと同様、スタバのスタッフのなかにも自分なりのブレンドレシピを持っている人がいてくれると面白いと思います。

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この「アラビアの真珠」のコーヒー豆の生豆生産国は「イエメン、コロンビア他」。
「モカコーヒーをベースに、香り、コク、酸味を絶妙なバランスに仕上げた、ヨーロピアンタイプの深焙りブレンド」というINODA COFFEEの製品紹介はとても的を得ている表現で、実際にそういった味わいを楽しめると言っても過言ではないと思います。

 

ということで、今日初めて口にした『INODA COFFEE(イノダコーヒ)』、私にとっては良き出会いとなりました。私の妻はスタバのコーヒーよりもイノダの方を気に入ったようです。オリジナリティを追求する日本発のコーヒー豆もなかなか素晴らしいと感じ入った次第です。イノダコーヒをこれからじっくり探ってみようと思っています。

  

WCC2008_logo 2.jpgのサムネール画像

 

ドイツのBonn(ボン)で開催されているWorld Chess Championship 2008の第11戦が行われました。


Viswanathan Anand wins World Championship !

 

結果はドロー(引き分け)に終わり、これで現チャンピオンV. Anand(インド)が World Chess Championship 2008のタイトル保持を確実にしました。


結局、本大会は通算対戦成績 Anandの3勝、挑戦者Vladimir Kramnik(ロシア)の1勝および7引き分けでその幕を閉じることになりました。


前回の第10戦ではV. Kramnikが初めて1勝を収め、同氏の本来の実力が発揮され始めてきた感があっただけに、最後の第12戦を前にして勝負が決してしまったことは残念でなりません。


 

Game 11_Anand's triumph.jpg


 

WCC2008 Trophies.jpg今大会「World Chess Championship 2008」を戦い抜いた二人の世界トッププレーヤーに与えられたトロフィー(


WCC2008_brilliant players.jpg

歴然としたトロフィーの大きさの違い


最終戦となった第11戦では、白(White pieces)先手のAnandがオープニング(第一手)を "e4" に切り替えてきました。Anandが白の先手であったのは第2、4、6、7、9、11戦でしたが、この第11戦を除くすべてのゲームでオープニングが " d4 " でした。 e4 のオープニングはAnandが長年得意としている戦術。ゲーム後の記者会見でKramnikは、「e4とd4どちらのオープニングにも備えるのはたやすいことではなかった」とコメントしています。ここへきてAnandがe4 のオープニングに切り換えてきたことで、Kramnikは完全に意表を突かれたのかもしれません。現に第一手を打つまでに相当の時間をかけている同氏の姿が伺えます。


Game 11_Anand plays.jpg

 

 

 

 

 

最終戦となった第11戦に臨む現チャンピオンのV. Anand

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Game 11_Anand's first move.jpg

オープニング(第一手)を "e4" に打って出る模様


Game 11_Kramnik before 1st move 1.jpg

それをジッと見守る挑戦者のV.Kramnik


Game 11_Kramnik before 1st move 2.jpg

オープニング "e4" に出た対戦相手の心中を推し量るかのようにしばらくAnandを見つめるKramnik

Game 11_Kramnik before 1st move 3.jpg

Anandのオープニングに意表を突かれたのか、後ろにもたれながら考え込むKramnik 

Game 11_Kramnik's first move.jpg 

第一手を " c5 " に打つKramnik
(この時点で、あらゆる手を尽くして戦わねばならないと覚悟を決めたKramnik)

 

Game 11_audiences not packed.jpg

この対戦が最終ゲームとなるかもしれないというのに、これまで満席だった観客席には所々空席が見られます。(チケットはSOLD OUTのはずですが・・)今大会におけるKramnikの勝機はもうないと悟ったチェスファンあるいは報道関係者がいることの表れでしょうか。


Game 11_at the end.jpg  

 

 

 

 

第11戦は24手を指したところでKramnikの申し出によりドロー(引き分け)が成立。巨大モニターにはその時の模様が映し出されています。(⇒)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今大会のWorld Chess Championship 2008 を制したAnandは記者会見で「今は嬉しいというより、本当にホッとしている」 とコメントしました。これでAnandは試合形式の異なる3つのWorld Championship(FIDE World Chess Championship 2000、World Chess Championship 2007、World Chess Championship 2008)を制したことになり、これは史上初の快挙です。

 

 

 

範囲・寸法を表す
名詞の前の修飾語として寸法を表すときにハイフンを使います。名詞の前の修飾語として用いない場合と2つの表現を見比べてみましょう。翻訳においてこの使い分けは大切なポイントですが、ハイフンを使いこなすには経験が必要です。注意が必要なのは、本文では範囲を表すのにハイフンを使わないようにしましょう。

修飾語として用いる場合の例文

  1. in a 10-to 14-day period
  2. a 3 x 4-cm strip
  3. a 5- to 10-mg dose
  4. in a 5-, 10-, or 15-mg dose
  5. a 3-cm-diameter tube

修飾語として用いない場合の例文(上記例文対象となっています)
  1. 10 to 14-days' duration
  2. a trip measuring 3 x 4 cm
  3. a dose of 5 to 10 mg
  4. a dose of 5, 10, or 15
  5. a tube 3 cm in diameter

最初に「本文では範囲を表すのにハイフンを使わない」といいましたが、もちろん例外もあります。
本文中でハイフンを使ってよい内容
  • 会計年度
  • 学年度
  • 寿命
  • 研究機関
  • カッコ中の範囲


ハイフンを使わない用語
(1)接頭辞
ante-, anti-, bi-, co-, contra-, counter-, de-, extra-, infra-, inter-, intra-, micro-, mid-, neo-, non-, over-, pre-, post-, pro-, pseudo-, re-, semi-, sub-, super-, supra-, trans-, tri-, ultra-, un-, under-がつくものは基本的にハイフンを使いません。

但し、読みにくくなる可能性のあるものや不適切な綴りを避ける必要がある場合はハイフンを用います。例えば、co-op, co-payment, co-twin, intra-aorticなど。また、接頭辞anti-, neo-, pre-, mid-などの後ろにくる語が固有名詞あるいは数時の場合はハイフンを使います。

更に、midは、in the middle [of]という意味で切り離された語なので、このような意味で用いる場合はthe mid finger, hte mid Atlanticというようにハイフンを使わずに表現します。

(2)接尾辞
-hood, -less, -like, -wiseなどがつくものは基本的にハイフンを使いません。

(3)組み合わさった単語
一つの単位として一般に広く読まれ一般的な用語として使われるようになったものは、ハイフンをつかわずそのまま表現します。
birth control methods, public health officials, medical school students, social service agency, primary care shysician, lower extremity amputation, health care system, amino acid levels, low back pain, soft tissue mass, open heart surgery

(4)-lyで終わる副詞の後ろ
副詞は自身の後ろにくる名詞ではなく形容詞を修飾するので-lyで終わる副詞の後ろにはハイフンは使いません。
the clearly stated purpose, a highly developed species

(5)形容詞として用いられる化学化合物の名称
sodium chloride solution, tannic acid test

(6)地理的な固有形容詞
Central Americans, African American, Pacific Rim countries, Far Eastern customs, the Southeast Asia, Mexican America, Latin Americans

(7)ラテン語、非英語圏の語句
an a priori argument, per diem employees, prima facie evidence, postmortem examination, an ex offcio member, antebellum South, in vivo specimens, carcinoma in situ

(8)文字・数字が第2の要素である修飾語
grade A eggs, study 1 protocol, type 1 diabetes

(9)特殊な複合語
T wave, T sqare, T tube, B cell soft tissue mass
但し、誤解や不適切さをさけるためにハイフンを付けるものもあります。
T-shirt, B-cell helper Mann-Whitney U Test

複合語の職名
職務が組み合わさった職位はハイフンでつなぎますが、複合語の名称はハイフンではつなぎません。
secretary-treasurer, acting secretary, honorary chair

以上、ハイフンについていろいろなケースをあげましたが、ハイフンを付ける付けない用語については、最新版の雑誌(ジャーナル)の指針を確認するようにしてください。

 

 

 

ハイフン①でも述べたように、ハイフンは英語文章の中でたびたび使われるものですが、わかっている部分もあれば曖昧な部分もあるので、使ったり使わなかったり、人によっても変わる部分です。しかし、公式な論文翻訳においてはその使い方をしっかりと把握しておけば無駄のない文章を作ることができますし、また翻訳内容をチェックするのにも楽になります。

明瞭な文章にするためにハイフンを使用
誤解を生むような語、曖昧な表現になりそうな場合はハイフンを用います。
例えば以下の例文を見てください。ハイフンを付けるのと付けないとでは意味が異なります。

a small-bowel constriction(小腸の狭窄)
a small bowel constriction(腸の軽度の狭窄)

an old-car salesperson(中古車のセールスマン)
an old car salesperson(年老いた車のセールスマン)

man-eating plants(人食い植物)
man eating plants(植物を食べている人)

ハイフンでつなげないと意味が異なってしまうときは、接頭辞の後ろにハイフンを付けます。
re-treat, re-creation, re-formationなどがありますが、「retreatment」等に関してはハイフンは使わないようにします。retreatmentは語そのものが一つの単語として確立しており曖昧さがないのでハイフンは使いません。

ハイフンを使う用語としては、同じ母音を持つ2語、同じ子音を持つ3語など同じ文字の連続した組み合わせにならないように、接頭辞の後ろあるいは接尾辞の前で使われます。
semi-independent, hull-less, ultra-atomic, de-emphasize, intra-abdominal, bell-like
但し、例外があるので雑誌(ジャーナル)の最新の指針を確認してください。

接尾辞、接頭辞を含む複合修飾句の場合、曖昧な表現となるのを避けるためにハイフンを使うことがあります。
non-self-governing, non-group-specific blood, non-brain-injured subjects, manic-depressive-like-symptoms, non-English-language journals

 

 

 

日本語ではあまりハイフンを使って単語をつなげるということはしませんが、英語においてはハイフンは単語、接頭辞、接尾辞をつなぐ役目をするためたびたび使われます。従って、翻訳の上でもハイフンの使い方を把握しておかなければなりません。ハイフンの使い方をしっかりと身につけておくと、翻訳における文章の意味を明確に表現することができます。

次のような文をハイフンでつなぐとどのように表現できるか見てみましょう。

通常の英語の例文    

  1. methods of decision making      
  2. The work was the least read in the collection.
  3. The anastomosis was end to end. 
  4. Values were upper class.
  5. The suture material was low quality.
  6. The resolution was low density.
  7. ratio of albumin to globulin
  8. the test of Binet and Simon

ハイフンでつなげたときはどうなるでしょう?上記の番号対象になっています。
  1. decision-making methods
  2. least-read work in the collection
  3. end-to-end anastomosis
  4. upper-class values
  5. low-quality suture material
  6. low-density resolution
  7. albumin-globulin ratio
  8. the Binet-Simon Test
例文:No. 1,2
名詞の前にきて、名詞や副詞と一緒になって形容詞の働きをする分詞を含む複合語をハイフンにつなぎます。

例文:No.3
複合形容詞句は修飾する名詞の前にくるが後ろにこないときは複合形容詞句をハイフンでつなぎます。

例文:No.4-6
形容名詞複合句が別の名詞の前にきて、その名詞を修飾するが名詞の後ろにはこないとき、形容名詞複合句をハイフンでつなぎます。

例文:No.7,8
修飾する名詞の前にくるが、その後ろにこない場合、独立した修飾語として等位的に用いられる二つの名詞を組み合わせるのにハイフンを使います。

その他にも以下のような場合には単語と単語の間にハイフンを使います。論文翻訳においては必ず使われる部分ですので、例文を参照しながら確認してください。

  1. middle-, high-, low-のつく形容複合語
  2. 単数名詞として用いられる同等地位の二つの名詞
    (player-manager, author-critic, soldier-statesman, physician-poet)
  3. 前置詞を含む複合名詞
    (tie-in, tie-up, go-between, hand-me-down, locker-on)
  4. 最初の要素が数時である複合語がその修飾する名詞の前にくる場合
    (18-factor blood chemistry analysis, 2-way street, ninth-grade reading level, 1-cm increments)
  5. 名詞の前にくるか述語形容詞として後ろにくるかして等位的、あるいは相反する語として用いられる二つ以上の形容詞
    (the false-positive test results, false-positive, double-blind study, double-blind)
  6. 二つの要素が同じ重要性を持つ色に関する言葉
    (blue-gray eyes, blue-black lesions)
  7. 名詞の前にきても後ろにきても続く接頭辞のall-, self-, ex-で作られた複合語
    (self-assured salesperson, all-powerful ruler, self-respect, ex-husband)。
    但し、viceについてはつける場合とつけない場合があるので、公式な文章については雑誌(ジャーナル)の指針に従ってください。
  8. 接尾辞 -type, -elect, -designateからなる複合語
    (Hodgkn-type lymphoma, Valsalva-type maneuver, chair-elect, secretary-designate)
  9. 形容詞のcross- 
    (cross-country race, cross-city competition, cross-eyed cat)
    但し、crossbred, crosshatched, crossmatched, cross sectionはどはハイフンを使いません。使ってよいもの使わない方がよいものは最新の雑誌(ジャーナル)の指針を確認したほうがよいでしょう。
  10. 形容複合語とquasi
    (quasi-legislative group, quasi-diplomatic efforts)
  11. 固有名詞、大文字の語、数字、略語の前にくる接頭辞
    (anti-American demonstration, pro-Isreali forces, pre-AIDS era, pseudo-Christian, post-1945 clothing)
  12. 21から99までの複合数字、基数、序数を文の始めに文字で表現するとき
    (Thirty-six patients were examined.)
  13. 形容詞として用いられる分数
    (A two-thirds majority was needed.)
    但し、名詞として用いられている文字表記された共通分数はハイフンを使わない
    (Three fourths of the questionnaires were returned.)
  14. 二つ以上のハイフンでつないだ複合語が共通の語幹を持っているときは、最後の一つを除き、その語幹は省く。
    (first-, second-, and third-grade students, 10-, and 15-year-old boys,)
    一つの語として表されるハイフンでつないでない複合語の場合は、語幹は繰り返す。
    (Videocassettes and videodiscs were used in the presentation.)

 

 

 

Game 10_logo.jpg

 

Game 10_at the beginning.jpg

 

ドイツのBonn(ボン)で開催されているWorld Chess Championship 2008の第10戦が行われました。


Vladimir Kramnik scores his first win !

挑戦者のVladimir Kramnik〈ロシア〉がやりました!今大会終盤になってようやく1勝目を獲得しました。

 

Game 10_under way 2.jpg

 


現チャンピオンのViswanathan Anand(インド)がKramnikの29手目で投了。これで通算対戦成績は、V. Anandの3勝、V. Kramnikの1勝および6引き分けとなりました。

このWorld Chess Championship 2008 では序盤戦・中盤戦と終始Anandのペースでゲームが展開され、Kramnikの本来の実力が影をひそめているかのように見られていましたが、終盤の第9戦そしてこの10戦と形勢逆転の様相を呈してきました。



Game 10_under way 1.jpg

第10戦はKramnik(ロシア)が白(White Pieces:白駒)の先手


Game 10_Kramnik.jpg  Game 10_Anand.jpg

World Chess Championship 2008 はあと残り2ゲーム。挑戦者Kramnik(左)が終盤の勢いを維持して"Miracle comeback" を果たすか!?Kramnikにとっては、残り2ゲームどちらにも勝利してはじめて対戦者Anand(右)の本大会獲得ポイントに並ぶという依然後がない状況。

 

次の第11戦は、1日休みを置いた現地時間10月29日(水)の15時です。(日本時間では、同日夜11時) 本来の実力を発揮し始めたKramnikにAnandがどう対処していくのかが見ものです。

 

 

 

Game 9_logo.jpg


ドイツのBonn(ボン)で開催されているWorld Chess Championship 2008 の第9戦が行われました。結果はドロー(引き分け)に終わりました。これで第7戦から3つ続けてのドローです。



Game 9_to start with.jpg
現チャンピオンのV. Anand(インド)がWhite piece(白駒)の先手で始まったこのゲームは、5時間に及ぶ攻防が繰り広げられ、両プレーヤーが45手目を指し終えたところで終了。これで通算の対戦成績は現チャンピオンのV. Anand(インド)による3勝と6引き分けとなりました。


 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Game 9_at a closer look.jpg

Game 9_Kramnik plays.jpg 

 

第9戦は後手Black piece(黒駒)の挑戦者V. Kramnik(ロシア)がAnandにプレッシャーをかけるゲーム展開。Anandが「負けを覚悟した場面もあった("At one stage I thought I was lost,")」とコメントを残すほどでありました。しかし、Kramnikは時間の壁に阻まれチェックまで持ち込んでいくことができず、結局Anandが死守したかたちで終わりました。



Game 9_the end.jpg

第9戦終了時の模様。巨大モニターには、45手ドロー(引き分け:1/2-1/2)の表示が。

 

この結果により、Anandはあと1引き分け(0.5ポイント)を得ればタイトル防衛が確定します。Kramnikがこの World Chess Championship 2008 のタイトルを獲得するためには、残り3ゲームすべてに勝利し、tie-break(同点決勝)に持ち込まなければなりません。いよいよ崖っぷちに追い込まれたわけです。

 


Game 9_the seats are sold out.jpg

World Chess Championship 2008は終盤に差し掛かり、観客席のチケットはSOLD OUT状態。


Game 9_packed.jpg

観客席を別の角度から・・


【番外編(↓)】
 

Game 9_the chess board says.jpg

チェスボードの側面をよく見ると、その日の日付が入っています。なかなか手が込んでます。

 

さあ、次の第10戦でこのチャンピンシップの決着がつくでしょうか。

 

 

 

コロンは日本語にも良くつかわれますが、英語の論文においては、思考の明確な小休止や中断を強く表し、二つの主節を分離する役目を持っています。すなわち、二つ目の節が一つ目の節を強調するための役割を持っているということです。英語の翻訳においてどのように使われるべきか例文などをあげてご説明しましょう。

例文1
We begin with a single tenet: all men are created equal.

コロンを使わない方が良い文章

  • 動詞(to beを含む)などを目的語や主格の述語名詞から切り離すためにコロンは使うべきではありません。例えば、The point is: do not insert.....という表現は好ましくありません。
  • becuaseやincludeの後ろにコロンをつけてはいけません。
引用あるいは列挙を導く
  • 公式の文章、長い引用を導入する場合はコロンを使用します。特に、引用符を使う場合は、最初の語を大文字にすることに留意してください。
例文⇒ XXX, Dr, chair of the committee, summarized:"The problems we face in developing a new vaccine are numerous."

  • thus, as follows, the followingのような先行句の後で列挙する場合にはコロンが有効です。
例文⇒ The solution inluded  the following: aaa, bbb, and ccc.

  • 二つ以上の文法上独立した文章がコロンの後に続く場合は、ピリオドで区切られた完全な文として扱われます。最初の語は大文字、小文字どちらでも有効です。
例文⇒ The following rules apply to manuscript preparation: (1) AAA. (2) BBB. (3) CCC.(4) DDD. (5) EEE.

数を表現するためのコロン
  • 聖書の章・節・数 Genesis 3:28
  • 時を表現する時間と分 at 6:50 AM
  • 数字の比 in a 2:1.5 ratio
参考文献
すでに参考文献の章でご紹介していますが、参考文献では以下の部分でコロンを用います。
  • タイトルとサブタイトルの間
  • 雑誌に関しては巻とページ数の間


 

本ブログのカテゴリの一つにある「STARBUCKSにみる"最高一杯"!?」の記事として久々の投稿です。このコーナーは基本的に私が毎朝愛飲しているコーヒーであるSTARBUCKSに焦点を当てていますが、日本の「ホンモノ」を語るという意味で以下の内容を是非紹介したいと思いました。


今朝、あるテレビ番組で京都の老舗コーヒーブランドを初めて知りました。

イノダコーヒ (← イノダコーヒ"ー" とのばさないところがミソ) です。



INODA COFFEE_logo.jpg
どうやら知る人ぞ知るコーヒーのようで、味にうるさい地元京都人からも根強い支持があるとのこと。このイノダコーヒの先代はコーヒー豆の卸を営んでいたようですが、現在では喫茶店的な事業展開も行っており、最近では東京にも進出しています。



INODA COFFEE_Top.jpgのサムネール画像


都内には「東京大丸店」があります。

 
INODA 東京大丸店.jpg

 

東京大丸店の店舗内は、日本のレトロさと欧州のスタイルを合わせたような雰囲気があるように感じます。(私の個人的意見ですが)

INODA_東京大丸店内1.jpg    INODA_東京大丸店内2.jpg

 

イノダコーヒでは、「ゆったりとした雰囲気のなかで、フルサービスのコーヒーを飲む」というところに重点を置いており、ここはSTARBUCKとは一味違うような印象を受けました。私好みです。

 

コーヒーのいれ方は、昔から変わらない方法をとっています。
コーヒーは布製のフィルタを通してゆっくり蒸らしながら抽出されます。コーヒーをカップに注ぐ前に先ずミルクが注がれ、その後コーヒーを注ぐと同時に角砂糖を2つ入れるのです。こうして出されるコーヒーの味が独特な味わいなようです。


コーヒー豆はもちろん自家焙煎でブレンドも独自に行っています。その代表的な製品が「アラビアの真珠(Arabian Pearl)」です。

INODA_アラビアの真珠_豆分析.jpg INODA_アラビアの真珠.jpg


価格は、300gで1,380円。

豆の品質がどの程度かは後日確認する必要があると思っていますが、値段的にはSTARBUCKSより若干安いといったところでしょうか。

東京大丸店では、一杯630円(地元京都では500円)とのこと。

 
イノダコーヒでは、他にも5種類の製品が販売されています。 

 

クオリティの高いコーヒー豆を求める私にとって、最近はSTARBUCKS一辺倒になりがちでしたが、この「イノダコーヒ」との出会いはまた新たなコーヒーとの出会いになるかもしれません。

ちょうど来週都内へ行く予定があるので、東京大丸店で早速「アラビアの真珠」を購入してみようと思います。

 

 

 

Game 8_logo.jpg


ドイツのBonn(ボン)で開催されているWorld Chess Championship 2008 の第8戦が行われました。結果は、前日の第7戦に続きドロー(引き分け)に終わりました。挑戦者のV. Kramnik(ロシア)がWhite piece(白駒)の先手で始まったこのゲームは、両プレーヤーが39手目を指し終えたところで終了。これで通算の対戦成績は現チャンピオンのV. Anand(インド)による3勝と5引き分けとなりました。



Game 8_under way 1.jpg

 

第8戦に至っても、勝ちゲームがないKramnik ・・

大方の事前予想として、本大会は接戦になると思われていたようですが、幕が上がってみると現チャンピオンであるAnandの安定した強さばかりが目立っているように思えます。


もし次の第9戦でAnandが勝利すれば、このチャンピオンシップの勝敗が決してしまいます。(本大会は基本的に全12ゲーム構成となっており、各ゲームの勝者には1ポイント、引き分けの場合は両プレーヤーに0.5ポイントが割り当てられる方式となっている) やはりここは、Kramnik(↓ 画像が本人)に一矢報いてほしいところです。


 

Game 8_Kramnik.jpg 

Kramnikはゲーム後の記者会見で以下のコメントを発したようです。

"For the first time in the match I had a slightly better position, which was quite a relief."
(この大会を通して、初めて自分が若干でも優位に立てたことでホッとしました。)


このコメントから察するに、それだけKramnik本人にとっては「自分らしさ」を多少なりとも発揮することができた対戦だったのかもしれません。結局Anandの牙城を崩すところまでには至りませんでしたが、この第8戦において何か気付きのようなものがあったと期待したいです。

 

 

Game 8_under way 2.jpg

Kramnik(左)の奇策(?)にも上手く持ちこたえたAnand。この数分後にKramnik(左)からドロー(引き分け)を申し出る。 

 


Game 8_extra journalists.jpg

 会場には多くの地元ジャーナリストやカメラマンが集ったようです。それに相変わらず観客も多いです(画像下部の人たち)。

 

 

Game 8_Anand.jpg

World Chess Championship 2008 タイトル獲得まであと1ポイントに迫った現チャンピオンのV. Anand(インド)。次の第9戦に勝利すれば(勝ち=1ポイント獲得)・・

 

第9戦は、一日中休みを入れた26日の午後3時です。(日本時間:26日夜11時)

Kramnikの逆襲に期待します!

 

 

論文において長く複雑な項目を列挙する場合や独立した節を分離するときなどにセミコロンはよく使用されます。日本語ではあまり使われませんが、日本語から英語に翻訳される場合にはその使い方を知っておく必要があります。

文が短い場合は、コンマで十分ですが、主節が長く、等位接続詞(and, but, or, nor, for, so, yet)や接続副詞(also, besides, furthermore, then, however, thus, hence, indeed, yet)でつながれており、節の一つが句読点を含む場合はセミコロンを使います。

独立節を分離する
接続語が使われていない文章で、重文の中の独立節を分離するのにセミコロンを用いますが、この場合はセミコロンよりピリオドを使って二つの文章にしたほうがすっきりすることが多いといえます。
セミコロンを使う場合の例文を見てみましょう。

英語の例文⇒ The conditions of 50% of the patients improved greatly; 5% of the patients withdrew from the study.

等位接続詞や接続副詞を使う場合

これらでつながれた主節の間で、その節の一つがその中に句読点を含むか、かなり長い場合はセミコロンを使います。

英語の例文⇒
  • The word normal is often used loosely; indeed, it is not easily defined.
  • The patient's fever had subsided; however, his condition was still critical.

列挙
長い列挙項目を表す場合にはセミコロンが有効です。

英語例文⇒
A number of questions remain unresolved: (1) whether beverages that ...; (2) whether such beverages can ......; and (3) whether their arrhythmogenic ....

句読点を含まない、単に同種類の語が列挙されている場合はコンマのほうが有効です。

セミコロンはコンマより思考を示すうえで確固とした区切りを表します。一般にセミコロンは二つの独立した節を分離するのに用いますから、基本的には頻繁に使用するものではなく、長い列挙項目がある場合に使用すると覚えておけばよいでしょう。




コンマ(,)、セミコロン(;)、コロン(:)は文章における思考の区切りや終了を示したり、資料を区別したりするのに用いられることはいうまでもありませんが、それぞれ特別な用い方があり、論文翻訳の上でもきちんと把握しておいたほうが良いので本日からコンマ、セミコロン、コロンについてどのような場合にどの符号がふさわしいかをご紹介していきます。まずはコンマから始めましょう。

コンマは、セミコロンやコロンに比べて強制力はありませんが、使い過ぎるとせっかくの文章が読みづらくなったり違和感を相手に感じさせてしまいます。これは、日本語においても英語においても同じです。自然な区切りを身につけるためにはある程度一定のルールを学んでおく必要があります。

語の集まりを区切る

(1) Ifなどの従属節(制限、非制限)や長い導入副詞句の後にコンマを使うようにします。但し、導入句が短い場合はコンマは必要ありません。この辺りは慣れている方も多いでしょう。  

英語の例文⇒ 
  If the infection recures within 2 weeks, an additional course of antibiotics should be given.

(2) 非制限従属節(代名詞、関係代名詞)や非制限分詞句を切り離すために用います。

英語の例文⇒
  • Dr. Suzuki, who had been wating on hold for more than an hour, abonddoned all hope of having her questions answered.
  • The deligates, attaining consensus, passed the resolution.
(3) 同格語を切り離すために用います。この場合は同格語の前と後ろに付けます。

英語の例文⇒
  • Two colleagues, Taro Yamamoto and Tom Yamada, worked with me on this study.
  • The battered-child syndrome, a clinical condition in young children who have suffered serious physical abuse, is a frequent cause of permanent injury or even death.
同種類の語が並ぶ場合

(1) 日本語もそうですが、英語においても単に等位の同種類の3つ以上の語が並ぶ場合はコンマでその後を区切ります。並んだ語の最後の語の前にくる接続詞(and)の前にコンマを置きます。

英語の例文⇒
  • The physician, the nurse, and the family could not convince the patient to take his medication daily.
(2) 3つ以上の修飾語が並んだ文章の場合は、その修飾語が1つの語として見られるのでコンマは使用しません。

英語の例文⇒
Inner-city geriatric hemodialysis patients were studied.

(3) 但し、形容詞の順番を並べ方を変えるとコンマを使っても良い文章があります。これは、好みもありますし、テクニックの問題でもあります。翻訳においても慣れる必要があります。

英語の例文⇒
  • We designed a randomized, double-blind, placebo-controlled trail.
  • The MR image showed an undescended, high, "functioning" testis.
  • Recent large, multicenter clinical trails were analyzed.
注意が必要なのは、形容詞の一群の最後にある名詞をこの形容詞群が修飾する場合はコンマは使用してはいけません。また、二つ以下の修飾語が用いられる場合は、その修飾語と名詞が一つのものとして読まれる場合もコンマを使用していけません。

ie, eg, vizを切り離すためにコンマを使う
ie, eg, vizの正式名称はそれぞれ、ie (that is), eg (for example), viz (namely)となっていますが、これら正式名称を切り離すためにコンマを使います。

英語例文⇒
  • The most important tests, ie, the white blood cell and platelet count, were unduly delayed.
但し、従属節が続く場合は、その節の前にセミコロンを付けます。

英語例文⇒
  • Our own double-blind study compared continuous with cyclic estrogen treatment ; ie, estrogens for 4 weeks were compared with estrogens for 3 weeks followed by placebo for 1 week.
接続詞でつながれた節を分離する

(1) 等位接続詞(and, but, or, nor, for, so, yet)でつながれた主節はコンマで分離します。

英語例文⇒
Plasma lipid and lipoprotein concentrations were unchanged after low-intensity training, but high intensity training resulted in a reduction in triglyceride levels.

ここで注意が必要なのは、複合述部を結ぶために用いられる等位接続詞と、独立節の間で用いられる等位接続詞とを混同しないように翻訳します。

(2) yet, soおよび従属接続詞(while, where, since, after, whereas)で導かれた節の前にはコンマを付けます。

英語例文⇒
  • He did writing, performed careful research, and wrote thoughtful articles, yet he was denied tenure.
  • The samples were stored at -70℃, after the proteins had denatured.
  • I consulted the cardiology fellow, since the attending physician was not available.
(3) 節が短い文章はコンマを省略できます。

英語例文⇒ The test may be useful or it may be harmful.

挿入句を切り離す
文の継続性を中断する表現、例えば、therfore, moreover, on the other hand, of course, nevertheless, after all, consequently, howeverなどを使用する場合は、コンマを用います。

英語例文⇒ The real issue, after all, was how to fund the next study.

学位および肩書きを切り離す
学位、肩書き、JrやSrが人名の後ろに続くときは、コンマで切り離します。

例文⇒ Thomas Smith, Jr, MD, and XXXX

住所、所属先
住所、本文、所属先脚注の各構成要素を区切るのにコンマを使用します。住所の場合は、都市の前、州、国名の前後にコンマを用います。

例文⇒ ・・・・・・XX Asscoication, 1100 Vermont Ave NW, Washington, DC19998.

日付
年月日および同様な時間の記載は、July 25, 2008といったようにし、月と年だけの場合あコンマを使用しません。


数についてはどのような規約に基づいて表記するかジャーナルによって異なるかもしれません。SI規約に従う場合は、コンマではなくスペースで数字を区切ります。 245,000ではなく245 000となります。

測定単位
同じ次元の二つの単位の間にはコンマはつけません。
3 years 4 months old    や  3 lb 4 ozなど

配置
コンマは引用符の中、および参考文献を引用するときは上付き文字および脚注番号の前に置きます。

例文⇒
  • As a result of the "back-to-sleep campaigns,"  a call has been .....
  • These missed opportunities have been shown to occur druing office visits, 6-9 health ....

省略を占めす
文の意味が明らかであるときは、言葉の省略を示したり、繰り返しを避けたりするためにコンマが用いられます。

例文⇒ Three patients could not be studied: in 1, duration of treatment was too short; in 2, too long.

対話
直接対話または会話を導入する前にコンマを用います。

例文 ⇒ In the middle of the laboratory examination, a student asked, "Would it be okay to taka a break?"

 

Game 7_logo.jpg


ドイツのBonn(ボン)で開催されているWorld Chess Championship 2008 の第7戦が行われました。World Chess Championship 2008 全12ゲームにおける後半はじめの一戦は、ドロー(引き分け)に終わりました。37手目で第7戦は終了。これで通算の対戦成績は現チャンピオンのV. Anand(インド)の3勝と4引き分けとなりました。 

  WCC2008_logo 2.jpg

結局、挑戦者のV. Kramnik(ロシア)には、この一戦でも勝ち点を獲得することができず・・・

 

ゲームのオープニングにおける展開では、後手黒駒のKramnikがこれまでにない戦術をとるかのように思われたものの、同氏が勝ちパターンに持っていくには至らなかったようです。


一方のAnandは、至って手堅いゲーム展開に終始したとのこと。この一戦でも、同氏のオープニング(第一手)は「 d4 」 。Anandが先手(白)のオープニングで d4 を指したのは、これで本大会4ゲーム目となる。


残り5ゲーム(そのうちKramnikが白の先手なのは3ゲーム)となった今、Kramnikにとっては次の第8戦が正念場(the moment of truth)となるのは間違いなさそうです。


本大会をもっと盛り上げるためにも、Kramnikの逆襲を期待します。世界トッププレーヤとしての意地を見せてほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

  

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第7戦に臨む両プレーヤー

 

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巨大モニターの前で対戦する2人の世界トッププレーヤー



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ゲーム序盤での模様。本大会通算3敗3引き分けと徐々に追い詰められてきた挑戦者のKramnik(右)。この第7戦を含めて、残り6ゲーム・・


次の第8戦は現地24日午後3時(日本時間本日夜11時)です。


インターネットでなら、ライブでゲーム展開を見ることが可能です。私が知っているのは「ChessVibes」というサイトです。チェス盤の画像上でゲーム展開をライブで視聴できます。会場のLIVE映像ではありませんが、両プレーヤーがどの程度時間をかけて次の一手を考えているかがわかり、臨場感を楽しめると思います。

 

 

本日からは文章の中で使用される様々な句読法についてのポイントや注意点をご紹介します。英語の論文おいては、コンマ、セミコロン、コロン一つとっても使 用しないほうがいい場合、使用したほうがよい場合と様々な条件がありますし、その他句読符について公式的な論文には使わないようが良いが書評や論説の場合 は使用してもかまわない場合など様々です。

翻訳においては、日本語から英語にする場合、どのように句読法を使い分けるか知っておくことが大切です。当たり前のことでも、まずは初心に戻って確認しておきましょう。

本日のテーマ、ピリオド、疑問符、感嘆符は文の終わりに示す句読符ですから、特に難しい点はありませんが、英語においては、どこにこれらの符を置くか、「配置」について知っておくことも大切なポイントです。

ピリオドの配置
ピリオドは最後の引用符および参考文献の引用文の番号(上付き文字)の前に置きます。

<英語の例文> 
  • The child is rated in 6 areas, such as "accepts responsibility" and "interacts appropriately with peers."
  • We followed the methods of Matsuda et al.5
ピリオドを用いない場合
これは雑誌(ジャーナル)によっても異なりますが、敬語、科学用語、略語のピリオドを省略する傾向があります。
Mike Hold, MD   E Coli      AMA

疑問符
疑問符は当然に疑問文を終えるときに使用されますが、特定のデータに対する疑問を表すために疑問符が使われます。
英語例文⇒ Catiline (108?-62 BCE) lived druing the time of XXX.

疑問符の配置
疑問符は、後の引用符の前、閉じかっこの前、あるいはその疑問符が引用されているデータの一部であるか、括弧で閉じられているときの後ろの角かっこの前に置きます。例文を見てみましょう。

<英語の例文>
  • The patient asked her physician of 30 years, "Why are you retiring, Doctor?"
  • The chapter on interpretation asks the question, "Can I be wrong?"
質問を含む平叙文においては、疑問文の最後に疑問符を置きます。
  • The investigators asked the question, "Have you ever injected drugs?" of every study subject.
このような文章で注意しなければならないのは、ついついコンマをつけたくなるということです。疑問符を使用する場合は、ピリオド、セミコロン、コンマなどを続けて使われることはありません。ですから、平叙文の中に疑問符をつけた文章がある場合でも続けてコンマはつけません。

感嘆符
感嘆符は公式文書でほとんど使われることはありませんが、書評や論説のような論文では感嘆符が使われています。

感嘆符の配置
強調したい資料を完結するとき、感嘆符は後の引用符、括弧、あるいは角カッコの中にきます。これは上記ですでに述べた疑問符と同様で、ピリオド、セミコロン、コンマなどを一緒に使用することはできません。
  • The frightened child cried, "Don't leave me here alone!"
数学表記―階乗を意味する感嘆符
数学の表記では、感嘆符は階乗を示すために用いられます。

5!=5 x 4 x 3 x 2 x 1




Game 6_logo.jpg

 ドイツのBonn(ボン)で開催されているWorld Chess Championship 2008 の第6戦が行われました。前日の第5戦に続いて現チャンピオンのV. Anand(インド)が勝利を収めました。本大会の中間折り返し点に差し掛かったところで、通算の対戦成績はAnandの3勝と3引き分けとなりました。


依然、挑戦者のV. Kramnik(ロシア)は1勝もできていません。この第6戦でKramnikは、とにかく勝ちを取りにいく戦法をとってくるだろうと大方が予想していましたが、フタを開けてみると代わり映えのしない、かつ対戦相手のAnandが得意とする戦術を展開したとのこと。Kramnikはあえてそうした手に打って出たのかもしれませんが、結局この第6戦でもAnandのゲーム展開の方が一枚上手だったようです。


一方のAnandについては、その斬新な手筋や戦術における用意周到さがこの大会で功を奏していると一様に評されています。

 

Game 6_under way.jpg

第6戦中の両プレーヤー。

 

Game 6_Anand at opening.jpgのサムネール画像   Game 6_Kramnik at opening.jpgのサムネール画像

第6戦スタート直前における両プレーヤーの表情 

 

先手白駒のAnand(上画像の左側)による47手目のチェックで勝負が決しました。挑戦者Kramnikが手を差し伸べ投了(=まいった)しました。 

Game 6_Kramnik resigns.jpg 

 

今回は第2~5戦に比べ、カメラマンの数が多かったようです。それは、この第6戦ならではの理由があったから・・ 

Game 6_more photographers.jpg

 

  の画像がその理由です。 

  

Game 6_Karpov as guest of honor.jpg

この第6戦には、貴賓(guest of honor)として元世界チャンピオンの Anatoly Karpov(ロシア)が来場していたから。 この一戦の初手を指す役割を担っていたようです。


 

Game 6_Karpov's first move.jpg 

 

さて、だんだん後がなくなってきている挑戦者のKramnikですが、次の第7戦では是非その真価を発揮してほしいです。

大方の見方では、これで今年の世界チャンピオンシップはほぼ決したとされています。この第6戦後の記者会見では、Anandが初めて笑みを浮かべたとも報じられています。

 

Game 6_Anand smiling at press conference.jpg

 

その一方、この敗戦でKramnikにはもはやプレッシャーはなくなり、彼の真のチェスが発揮されるのでは?と期待する声もあるようです。(チェスの歴史におけるトッププレーヤー達の事例に照らして)

Game 6_Kramnik at press conference.jpg 

 

 

 


Game 5 logo.jpg

ドイツのBonn(ボン)で開催されているWorld Chess Championship 2008の第5戦が行われました。35手で勝負が決し、現チャンピオンのV. Anand(インド)の勝利に終わりました。これで通算対戦成績は、V. Anandの2勝および3引き分けとなっています。


Game 5_under way.jpg

 

挑戦者のV. Kramnik(ロシア)は、5戦を終えまだ1勝もしていません。海外のメディアでは、「このチャンピオンシップマッチで、Kramnikが白の先手で1敗ならず2敗するなど誰が想定しただろうか」と報じているところもあります。それだけ、今回のKramnikの敗北は周囲を驚かせているようです。


一方のAnand(インド)については、ある世界一流プレーヤーが以下のように評しています。

"Anand the Brave! Not many people would repeat the same risky lines against Kramnik"
(リスクを顧みなかったAnand!あのKramnikを相手に、同じ冒険的な手筋をとれるプレーヤーは世界広しと言えど、ごく数える程である。)

それだけチャンピオンAnandの勝ちぶりが素晴らしかったのでしょう。


Game 5_Kramnik pressing the clock.jpg

12手を指し終え、チェスクロックを押す挑戦者Kramnik

 

Game 5_Anand with 12 gxf6.jpg

Kramnikの12手に応じる現チャンピオンAnand

 

【これはオマケ画像(↓)】

Game 5_in interesting shade.jpg

背後に映っている影がなかなか絵になっています。日本の将棋であれば、こんな風にはいきませんね。芸術性のあるチェスのピース(駒)ならではの光景です。

 

次の第6戦は続けて翌日(日本時間で今夜11時)に行われます。ここでKramnikには何とか一矢報いてほしいところです。世界チャンピオンシップらしい名勝負を期待します。

 

 

文法編最後は、引き続き主語と動詞についてです。翻訳作業においてもわかっていながらついつい間違ってしまう場合もあります。ネイティブも間違いやすい部分ですから注意が必要です。

集合名詞
集 合名詞とは、複数の人間、場所、あるいはものを指します。その集団が一つの単位として表現したい場合は単数形動詞を選びます。例えば、couple, percent, crew, memberなどです。しかし、ひとつの集団ではなく、個々に強調される場合は複数動詞が正しい用法です。集合名詞は簡単なようで実は微妙なところで難し い文法です。英語の例文を見てみましょう。

couple
単数形: The couple has a practice in rural Montana.
複数形: The couple are both family physicians.
複数形であげた英文の場合は、coupleを構成するのが二人の個人と考えるため、この場合は複数形をとります。

percent

単数形: Twenty percent of her time is spent on administration.
複数形: Ten percent of the staff work flexible hours.
この複数形の例文も、個々のスタッフメンバーからなると考えられるため複数形の形をとります。

複合主語(and, orでつながれている文)

<andでつながれた複合主語>
基本的に複数動詞になります。但し、以下のような場合は単数形を用います。
  • 二つの要素が一つの単位と考えられる場合: bread and butter, dialation and curettage
  • 同じ人: our friend and host
  • 同じもの: vocation and avocation

<orあるいはnorでつながれた複合主語>
要素が複数であれば複数動詞を使い、単数であれば単数動詞を使用します。一方が単数で他方が複数のときはその語に近い方の名詞と同じ動詞の形を選ぶとよいでしょう。
例文をみてください。
  • 両方複数: Neither staphylococci nor streptococci were ....
  • 両方単数: Neither a false-positive test nor a false-negative test is ....
  • 混合: Neither the hospital nor the physicians were...

主語の数の変化とその結果生じる主語と動詞の不一致
このような文章で間違いやすいのは、主語の数が変われば動詞も省略せずに動詞も合わせなければならないところです。
  • 間違った表現: Her tests were run and her chart updated.
  • 正しい表現: Her tests were run and her chart was updated.

主語および主格の述語名詞の数が異なるとき
主語および収穫の述語名詞の数が異なる場合は、動詞が単数か複数かを選ぶときは主語の数に合わせます。
  • 間違った表現:The most significant factor that affected the study results were interhospital variations in severity of illness.
  • 正しい表現: The most significant factor that affected the study results was interhospital variations in severity of illness.
  • シンプルでよりよい表現: Study results were most affected by interhospital variations in severity of illness.

Every/Many a
一つの語あるいは複数の語の前でevery あるいはmany a を用いるときは単数形動詞にします。

Many a clinician does not understand statistics.
となりますが、通常は Many clinicians do not understand statistics. としますね。

One of those
必ず複数形動詞を用います。

Dr. Suzuki is one of those researchers who prefer the library to the laboratory.

Number

  • the numberは単数形
  • a number of は複数形

<例文>

  • The number who responded was surprising.
    A number of
    respondents were verbose in their answeres.

不定代名詞
不定代名詞は量を表すときに使用しますが、集合名詞と同じ性質を持っています。

  • 単数形をとるもの:each, either, neither, one, no one, everyone, someone, anybody, nobody, somebody
  • 複数形をとるもの:several, few, both, many
  • 単数形か複数形どちらかをとるもの: some, any, none, all, most

単数形か複数形どちらかになる some, any, none, all, mostを使うときは、代名詞が単数の語を指す時は単数動詞、複数の語を指す場合は複数動詞を用います。

<例文>

  • Some of my time is ...
  • Some of his calculations are...
このように、論文のように明確に物事を示さなければならないような文章に仕上げるためには、翻訳する上でも文法をきちんと把握していることは大切です。また、翻訳後のチェックにも役立ちますので一通り目を通しておくといいと思います。

 

ドイツのBonn(ボン)で開催されているWorld Chess Championship 2008 の第4戦が行われました。結果は、draw(ドロー:引き分け)に終わりました。これまでの4戦中3戦がドローに終わっています。


第4戦は、Anand(インド)が白の先手で始まり、29手を終えた時点で引き分けとなりました。

白先手のAnandによる第1手は前回第3戦で勝利を勝ち取った時と同じ 【d4】 でした。対するKrammik(ロシア)は、前回の敗戦から織り込み済みだったのか、このオープニングに難なく対応したかのようです。


Game04-Anand moves.jpg

Anand(インド)にとって、白先手はこの第4戦で2回目となる。

 

Game04-Kramnik moves.jpg 

現チャンピオンAnandのオープニング(第1手) "d4" に対し、"Nf6" で応える挑戦者のKramnik(ロシア)。


Game04-under way.jpg


第4戦中の両世界トッププレーヤー。


第4戦を手短に言い表せば、『展開が非常に明瞭だが、単調で面白みに欠ける』("A crystal-clear game, but a bit dull.")内容だったようです。

 

以下、番外編として・・

Game04-audiences.jpg

第4戦中も、会場には大勢の観衆が詰めかけたようです。今回は主催者の計らいで、最前列に2列分の席を新たに設けた模様。

それでも・・・(↓)


Game04-audiences 01.jpg

観客席後部には、これだけの人が!明らかに前回の第3戦の時より増えています。

ここに一体何ヶ国の人々がいるのか興味があります。さまざまな国の人たちが「Chess(チェス)」という共通言語を通して集う空間に私も居たい!!


このコーナーのタイトルである「チェスは素晴らしい世界語」を如実に物語っている光景です。

 

 

単数には単数、複数には複数の動詞と主語といったように、主語と動詞は一致していなければならいのは当然ですが、実はネイティブが論文を書いた場合でもこの単純な文法が守られていないこともあります。翻訳においては、もちろん間違ってはいけない部分ですので、様々なケースにおける適切な文章の書き方をご紹介しましょう。

間に現れる句
翻訳作業では意識的に注意する部分ですね。複数形の句が主語の後にくる場合でも、複数名詞は複数形の動詞を、単数名詞には単数形の動詞をとります。

英語の例文 ⇒ A review of all patients with grade 3 tumors was .......

注意すべき点は、間に現れる句がtogether with, as well as, along with, in addition toのような句で導かれる文章です。このような句を使う場合でも、主語が単数の場合は動詞も単数でかまいません。例文を見てみましょう。

英語例文
  • The editor, as well as the reviewers, believes that....
  • The patient, together with her physician and her family, makes....
  • Liver failure, in addition to massive hepatic enlargement and severe macrovesicular steatosis, was not....
単数形の誤用
名詞が複数形で非常に用いられるため複数形を単数名詞として用いることも多いことから、単数として用いなければならない語を複数形のまま使ってしまう場合が見られます。その代表的な用語が以下の単語です。

複数形   単数形
criteria   criterion
phenomena  phenomenon
memoranda  memorandum

上記のような用語は単数形は単数形、複数形は複数形としての区別をしなければなりません。

しかし、最も迷いやすい用語は、agenda, data, mediaなどです。

agenda
現在は単数として認められるようになっています。

data
ほぼ単数形として扱ってよいと思いますが、雑誌(ジャーナル)によっては、複数形をとるほうが望ましいというところもあります。
単数形の英語の場合 Very little data wasとなりますが、複数形の場合は、Very few data wereとなります。

media
この用語も集合名詞的な使用が認められてきていますが、まだ微妙なところもあるようです。例えば科学論文に使われる用語に「実験の培地」を示すときこの用語が使われますが、この場合は単数の場合はmedium、複数の場合はmediaとして用います。また、「通信メディア」という意味の場合も、雑誌(ジャーナル)にもよりますが、やはり単数形と複数形を区別するように指示しています。

複数形の誤用
複数形には往々にして動詞には-sの形がとられます。そのため、単数形のため動詞も単数として文章を作っても、間違って「これは複数形」ととらえられてしまう場合があります。以下のような用語がその例です。翻訳の上では、慣れしかないように思いますが。。。

measles, mumps, mathematics, genetics

カッコに入れる複数形
複数の可能性を示すためにカッコにいれて-sあるいは-esを表す場合があります。しかし、ほとんどの場合、この方法を避け、複数名詞にすることが望ましいとされています。これは、科学論文においては明確さを示すためでしょう。


 

10月もあと2週間を残すところとなり、秋真っ盛りです。私はこれから年末までの時期が一年で一番好きです。


今日は「m&m's」のサイトを取り上げます。m&m'sは、チョコレートの代名詞的存在ですね。

   

m&m's package.gif m&m's_minis.gifこのサイト(http://www.m-ms.jp/index_top.html)を見ると、m&m'sチョコレートをモチーフにしたいろいろなキャラクターの説明がされていて面白いです。それぞれのキャラクターには、細かく特徴が設定されていて愉快な気分にさせてくれます。


 

 

 

 

 

インターネットを使ったビジネスにおける訴求効果という意味では、なかなか勉強にもなります。

 


 

 

これ(↓)は私が普段使用しているPCの壁紙(Wallpaper)になっている画像です。

m&m's.jpg


仕事で忙しい時でも、この画面を目にすることで遊び心を忘れずにいられます。ちょっとしたストレス軽減の効果もあるかもしれません。


実はこの画像、m&m'sのサイトにあるカスタマイズ機能付きオリジナル壁紙作成ツールを利用して私が完成させたものです。同サイトでは、自分の好みに合わせた壁紙のデザインをつくり、それをダウンロードすることができます。もちろん無料です。他にも、遊び心満載なコンテンツがいろいろあり、一度覗いてみる価値はあると思います。


これから年の瀬にかけて、一層忙しくなっていく人が多いと思いますが、いつもどこかに遊び心を残しておく余裕を持っていたいものです。そういった意味で、このようなサービスを利用してみるのもよいかもしれません。

 

 

 

wcc08-logo04.jpgドイツのBonn(ボン)で開催されているWorld Chess Championship 2008 の第3戦が行われました。第1戦・2戦とdraw(ドロー:引き分け)に終わりましたが、3戦目でようやく勝敗がつきました。結果は、現チャンピオンのAnand(インド)の勝利。

今回は41手で勝負が決しました。これで、現チャンピオンのAnand(インド)が一歩リードしたことになります。

 

 

 

WCC2008 in front of the venue.jpg

 

これが(←)会場入り口です。外観からして察しがつきそうですが、ここはアートギャラリーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Game03-under way.jpg

第3戦中の両世界トッププレーヤー


Game03-audiences.jpg

会場の観客席にはこれだけの人が集まっています。(金曜の午後) 会場の巨大スクリーンを食い入るように眺めています。日本と違い、チェスがどれだけ文化に溶け込んでいるかが、この光景からもよくわかります。


Game03-Kramnik resigns.jpg

現チャンピオンAnand(インド)による41手目の「チェック(=将棋で言う"王手")」で、挑戦者のKramnik(ロシア)は投降(=「まいった」)しました。


第3戦は、Kramnik(ロシア)が白の先手でしたが、Anand(インド)の用意周到さが功を奏した一戦だったようです。World Chess Championship 2008における両プレーヤーの対戦は、あと9戦残っています。

一歩リードされた挑戦者のkramnikですが、このままズルズルと負けを重ねていくわけなどないことを多くのチェスファンは知っているはず。これからが本当の意味で、熱い闘いになっていくのではないでしょうか。


次の第4戦はドイツ現地時間18日(土)の午後3時に行われます。日本時間では、今夜(同日)の11時です。

 

 

動詞については大きくわけて能動・受動態、直接法、命令法、仮定法などの法、時制があります。翻訳の上ででは当然に把握しているところですが、もう一度再確認しておきましょう。

能動態、・受動態
論文においては、基本的に能動態で文章を作るほうが望ましいといわれています。論文においては明確な表現が求められるためです。

避けたほうがよい表現: Data were collected from 1000 patients by physicians.
望ましい表現: Physicians collected data from 1000 patients.

シンプルな文章ですが、受動態より能動態のほうがすっきり表現できることがわかります。

仮定法
動詞は直接法、命令法、仮定法に分けられますが、一番注意が必要なのはやはり仮定法です。

仮定法は、主に希望(I wish it were possible)、仮定(If I were to accept the position)、事実に反する状況(If I were younger)などを表現するのに用いられます。仮定法はかなり形式張った状況で現れ、過去形(were)や現在形(be)を伴います。

過去形の例文
If we were to begin treatment immediately, the patient's prognosis would be excellent.
現在形の例文
The patient insisted that she be treated immediately so that her prognosis would be excellent.

次に難しい点が、仮定法でも仮定ではなく実際の出来事が論じられている文章に用いられている場合があるということです。このあたりになると、判断が難しいので基本的に仮定法を使わず直接法で表現したほうが間違いがないと思います。

時制
学術文書で出版された論文を参照するとき、時制の選択をするのが難しい場合があります。

現在時制(現在形)
世間一般の真実、事実の陳述、真実であり続けるようなものについて表現する場合

現在分詞(have been)
知的重要性を持ち続けている最新の過去に出版された報告書について言及する場合

過去時制1(was, had, were, 動詞の過去形)
生物医学論文において、論文の中で論じられている研究成果について記述する場合
現在でも歴史的な価値があり、数か月から数年前に発表された論文について言及する場合(但しこの場合はいつ発表されたか日付を文章に加えます)

時制は、ひとつの文章の中で一貫していなければなりませんが、前後関係や判断によって決められるため、一つの論文の中で変わることがあります。また、過去時制と現在時制は現在の文脈に二つのものを入れるために同じ文で用いることもあるため、必ずこのようにするといった形式がありません。しかし、基本的には一貫性を保つことが必要です。

二重否定
一つの文章の中に二つの否定が入るため、肯定文のようにすんなり入ってこないので、文を読み直したりしなければならない場合もあるので、できれば論文には使用しないほうが良いでしょう。

分離不定詞
分離不定詞は、toと動詞の間に副詞などを入れることができない一つの語で、専門家の中には分離不定詞を避けるようにアドバイスする方もいます。禁止事項は緩和されてきているようですが。。。

短縮形
can't aren'tなどの短縮形は公式の文章では使わないようにしましょう。



代名詞についても論文翻訳の上で再確認しておきたい文法です。代名詞は名詞にとって代わることはいうまでもありませんが、名詞を代名詞に置き換えるときには、数及び性の両方において先行詞と一致しなければなりません。また、代名詞には人称代名詞や関係代名詞があるので、各代名詞についての注意点などを確認してみましょう。

先行詞を明確に
it、their、itsなどの代名詞の使い方には注意が必要です。代名詞にすることで文章の中にある先行詞がどちらを指しているかわからなくなるからです。また、先行詞が単数あるいは複数によって次にくる代名詞もそれに合わせなければなりません。

<先行詞が不明確な英語の例文>
避けたほうが良い表現: The authors unravel the process of gathering information about diethylstilbestrol and disseminating it.
【ここで代名詞のitを使ってしまいますと、itがinformation を指しているのかdiethylstilbestrol を指しているのか不明確になってしまいます。】

望ましい表現: The authors unravel the process of gathering and disseminating information about diethylstilbestrol.
【このようにすれば、information about diethylstilbestrolを明確に示すことができます。】

<先行詞が単数か複数かで決まる代名詞の例文>
避けたほうが良い表現: A survey was given to each medical student and their spouses.
【ここで、theirを使いますと先行詞のeach medical studentが単数なのに後にくる代名詞が複数になっているため一致していない文章になってしまいます。】

望ましい表現: A survey was given to the medical students and their spouses.
【こうすれば先行詞と一致しますね】

人称代名詞
人称代名詞の使い方は翻訳においても難しいところです。特に、人称代名詞が前置詞あるいはto be動詞の後ろに用いられるときによく問題が起こります。人称代名詞の主格や目的格の正しい使い方を例文で確認しておきましょう。

<例文1>
目的格 Give the award to whomever you prefer.
主格  Give the award to whoever will benefit most.

<例文2>
目的格 Whom did you consult?
主格 Who was the consultant on this case?

<例文3>
-self, -selvesで終わる人称代名詞を主語として用いてはいけません。
誤: Bill, Martha, and myself attended the lecture.
正: Bill, Martha, and I attended the lecture.

このほかにも、間違いやすいものに、it'sとitsがあります。どちらが代名詞かは明らかですが、タイプミスなども含めてチェックを怠らないようにしましょう。

関係代名詞
関係代名詞も翻訳を学ぶ上できちんと押さえておきたい文法です。関係代名詞は、従属節において前の名詞について述べるときに用いられます。ですから、論文では多く使用されます。まずは、関係代名詞のthatとwhichの意味合いを確認しましょう。

  • that : 文の意味に不可欠なものを表現するときに使用します。
  • which: 単により多くの情報を加えるために使用されるので、文の意味には不可欠ではないものを表現するときに使用します。which節の前にはコンマを必ず付けます。
that や whichを使った例文をあげるのは非常に難しいので(どちらを使っても間違いではなく、どのように文章を印象ずけたいかにもよるため)ここではあげませんが、whichは文の流れを作りやすいのに対し、that.は一つの文章を簡潔で正確に述べる場合に適しているといえます。あいまいな文章、全体的なことについての説明はwhichが使われることが多いといえます。


 

 

 

WCC2008 Second day.jpgドイツのBonn(ボン)で開催されているWorld Chess Championship 2008 の第2戦が行われました。結果は、昨日の第1戦に続きdraw(ドロー:引き分け)に終わりました。


   

WCC2008 Game 2.jpg今回はAnand(インド)が白の先手で始まったこの対戦、昨日の第1戦と同じ32手で終了。但し、この対戦は、初めから観衆を驚かせたようです。
Anandが指した最初の打ち手(オープニング)が "d4" と、これまで同氏にはなかった戦術ライン。海外の報道では、Anandが「リスクを冒しても勝ちにいく戦術をとった 」と評しています。第2戦もドローだったとはいえ、Anandの勝利が目前であったとのこと。最終的には、対戦相手であるKraminik(ロシア)の申し出で引き分けに。

 


The Venue.jpg


これが(↑)会場全体です。


番外編として・・(↓)
World Chess Championship 2008 のスポンサーロゴが至る所に。チェスボードの側面にまで手を施す徹底ぶりには感心します。この画像からは見えませんが、なんと、ピース(駒)の底面にまで貼り付けてあるようです。

Sponsor logos everywhere.jpg

 

さて、16日の一日を挟んだ17日の第3戦こそ、どちらかが勝利を得るでしょうか。

 

 

 

ちょうど今の時期は、来年用の手帳がぞくぞくと登場する頃です。書店の一角には手帳コーナーが設けられ、ポケットサイズなどの使い切りタイプがドサっと置かれています。


私は今月あたまにシステム手帳を買い替えました。これまでのバイブルサイズから一まわり大きいA5サイズのものを購入。今回の購入動機は、「永く愛着を持って使えるものを手元に置きたい」ということで、自分なりに慎重に選びました。


結局選んだのがこれ(↓)です。

Finchley_1.JPG


これを一目見て、わかる人にはすぐわかると思います。

英国で生まれたシステム手帳の老舗ブランドである『fILOFAX(ファイロファックス)』です。

ファイロファックスには、デザイン別にいくつもの商品が出されていますが、私が購入したのは「Finchley(フィンチリー)」というものです。これは、同ブランドのなかでも高額商品ですが、私としては愛着が持てるかどうかに基準を置いていたので、品質の点から見てもこの商品に落ち着きました。


Finchley_2.JPG


インターネット検索ではわからない、手に取った時の革の感触や光沢の度合、あるいは手帳を開いた時のしなやかさなどは、実際に銀座の伊東屋で自分で手にして確認しました。そのうえで、「これしかない!」と納得しました。


一番にはモノの品質が購入の決定要素でしたが、このファイロファックスが英国のブランドであるという点にも親しみを感じています。英国では、古いものを永く大切に使い続けるという習慣があります。特にロンドンなどでは骨董品の店が多いことはよく知られています。その他にも人が着なくなった服を回収して、それらを上手く再利用することで新たな価値を持った服に生まれ変わらせ、それをまた人が買う、そういったシステムが街のシステムとして機能していたりするのです。


Finchley_3.JPG


このFinchley(フィンチリー)という商品、使われているレザーに適度な柔らかさとしなやかさを感じつつも、全体的にしっかりした作りになっています。開いた時に見えるポケット類についても良い仕上がりです。デザイン的に派手さはありませんが、stitch(ステッチ)の入れ方がシンプルで飽きがこず、気に入っています。

このFinchleyのおかげで、私が愛用してきたWATERMAN 万年筆の出番が一段と増えそうです。


ちなみに私はこのシステム手帳をインターネットショップで購入しました。定価よりずっと安く買うことができたのですが(初め見つけた時、その価格が本当?かと疑う程に)、その情報を自分で見つけられたのは幸運でした。定価のまま売りに出しているネットショップは決して少なくなく、今回の買い物で改めてインターネット時代における情報検索&収集力の大切さを思い知りました。


さて、これからの課題は、自分がこの手帳に見劣りしないようにすることでしょうか・・

 


                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           

 

 

WCC2008 starts today.jpg

 

ドイツのBonn(ボン)で開催されているWorld Chess Championship 2008 の第1戦が行われました。結果は、draw(ドロー:引き分け)に終わりました。


WCC2008 Game 1.jpg

第1戦の模様


現地の15時にロシアのKramnic が白の先手で始まったこのゲームは、32手で終了。

海外の報道を見ていると、第1戦はいまいち面白みに欠けるゲーム展開だったようです。

 

 

名詞は文章の主語や目的語となるので、かなり多くの部分に占める割合も多くなりますが、英語の文章では名詞は修飾語として用いられるため、使いすぎると明確さを損なう可能性もあります。

ただ、文法上では厳格さというよりは、より洗練された使い方を学ぶと読んで気持ちの良い文章を作ることができます。これは、翻訳の上で非常に大切な部分であり、また翻訳を生業とするものにとって表現力の引出しをたくさんもっているかどうかの力量を問われる部分でもあります。

修飾語としての名詞(名詞列)

以下の名詞をどのようにすれば洗練された論文形式の表現になるのか例を見てみましょう。

                              (望ましい表現)
(1) diabetes patient(糖尿病患者)⇒             ・patient with diabetes
                                                                 ・diabetic patient

(2) depression episode (うつ病の発現)⇒   ・episode of depression
                                                                 ・depressive episode

(3) elderly over-the-counter drug users⇒    ・elderly users of over-the-counter drugs
    (市販薬の高齢の利用者)

科学系や技術的な論文では、名詞が複数集まったものが多く、論文の専門書によっては、文章を明確にするため複数の多音節修飾語を使用しないように助言しているものがあります。しかし、これらの分野では、複数の名詞=名詞列がある場合でもコミュニケーションが不明確になるということはあまりないように思われます。たとえば、以下のような名詞列は一つの名詞として認められます。翻訳する上であいまいになる可能性がある場合は、ハイフンを付加します。

  • community hospital program
  • physician provider organization
  • risk factor surveillance system
  • base line CD4 cell counts
  • sudden infant death syndrome
  • nicotine replacement program
  • placebo pain medication
  • proficiency testing program
  • very low birth weight
  • randomized clinical trial

修飾動名詞
動名詞は名詞として用いられる-ingで終わる動詞の形ですが、動名詞の前に名詞あるいは代名詞がある場合には、名詞あるいは代名詞は所有格(アポストロフィー)を取ります。

英語の例文⇒The toxicity of the drug was not involved in the patient's dying so suddenly.

形容詞的に用いられる現在分詞を動名詞と混同しないようにします。以下の英語の例文にある目的各のthemは適切です。

英語の例文⇒I watched them gathering in the auditorium.

時間・通貨に関係する場合
時間あるいは通貨に関係する名詞を所有形容詞として用いるときも所有格を取るようにします。所有格を取る場合の表現と取らない場合の表現の例をあげてみましょう。

<時間の英語の例文>
所有格を取る場合⇒ After 2 months' therapy, the child's condition improved.
所有格を取らない場合⇒ After 2 months of therapy, the child's condition improved.

<通貨の英語の例文>
This equipment represents many thousands of dollars' worth of our annual budget.
上記の例文は、修飾される語が名詞の場合が有効になるので形容詞を修飾する場合は適切ではありません。 

例えば「妊娠5か月」とか「2時間遅れ」を英語に翻訳する場合は、アポストロフィを使ってはいけません。

     (誤)           (正)
5 months' pregnant ⇒ 5 months pregnant
2 hours' late ⇒ 2 hours late




 

wcc08-logo 2.jpg以前、このコーナーで取り上げた【World Chess Championship 2008】がいよいよ開幕します。会場はドイツのBonn(ボン)です。
14日(火)の第一戦を皮切りに、連日対戦が繰り広げられます。今、世界中のチェスファンが注目しています。
外国のサイトでは、インターネット配信でその対戦をライブ中継するところもあり(事前にネットでチケット予約)、日本とは大分注目度が異なります。

 

対戦する2人のプレーヤーがすでに会場入りし、実際に対戦が行われるテーブルに着いたり、使用するチェスセットを選んだりと、本番へ向けての準備が着々と進められた模様。

 

会場全体.jpg

会場全体。中央に座っているのが対戦を行うチャンピオンのVishy Anand(インド)と挑戦者のVladimir Kramnik(ロシア)。この顔合わせは前回大会と同じ。

 

 

会場を下見する2人.jpg

会場を下見する対戦者の2人。左が現チャンピオンのVishy Anand(インド)。

 

チェスセットを選ぶ2人.jpg

どのチェスセットを使うかプレーヤー自身で選んでいる様子。

 

ピースを選択中_1.jpg   ピースを選択中_2.jpgのサムネール画像

あるピース(駒)の大きさや色の濃さなどを確認しながら、どれがよいか品定めでしょうか。

チェスの世界トッププレーヤーが、チャンピオンシップ開幕前に、対戦で自分が使うピースを選ぶシーンなどなかなか見れない?!

 

チェスの世界に足を踏み入れて間もない私にとっては、対戦内容を吟味するというより、ほとんど一人お祭りモードに近いものがありますが、海外メディアによる報道の仕方などを逐一追っていきながら、チェスの面白さをより感じていけたらと思っています。

 

 

 

LOOPの窓

並列構文とは、文を構成したり要点を強調したりするのに用いられる表現法のことをいいます。たとえば、either/or, neither/nor, not only/but also, both/andなどが用いられる相関接続詞もそのひとつです。間違いではないが避けたほうがよい文章がありますので、論文翻訳をする上で知っておくとよい文法です。これらを用いて文章をつくる場合の注意点をいくつかご紹介しましょう。

  • 相関接続詞
先に述べたように、either/or, neither/nor, not only/but also, both/andを用いる相関接続詞については、誤った配置がされていることが多いので、こらを用いるときは、等位接続詞の一方に現れる対句のすべての要素は、対応するもう一つの要素に匹敵するようにつくらなければなりません。

英語の例文⇒ 相関接続詞の位置に注目してください。
避けたほうが良い表現: Poor drug efficacy may be caused by either lack of absorption or by increased clearance.
正しい表現: Poor drug efficacy may be caused by either lack of absorption or increased clearance.

  • 並列構文あるいは比較の文章
並列構文は、同種類の語の連続を表したり、比較したりするのにも有用です。

英語の例文(1)
避けたほうが良い表現: The text was written for residents, interns, and to help them teach their students.
好ましい表現: The text was written to educate residents and interns and to help them teach their students.

英語の例文(2)
避けたほうが良い表現: When an operation is designed to improve function rather than extirpation of an organ, sugical technique becomes paramount.
好ましい表現: When an operation is designed to improve the function of an organ rather than to extirpate the organ, surgical technique becomes paramount.

同種類の語を連続したり比較対象とする並列構文は、名詞対名詞前置詞句対前置詞句といったようになっていなければなりません。

  • eitherとneitherの用い方
(1) 注意1:3項目以上に使用しない

誤った表現:This medication can be used under either makeup, sunscreens, or moisturizers.
正しい表現: This medication can be used under makeup, sunscreens, or moisturizers.
(このように、3項目の場合はeither orを使用しないようにしましょう)

(2) 最初の否定の記述がnotあるいはnoで表現される場合norは使用しない

Fetuses with congenital diaphragmatic hernia who were stillborn would not have been included in this study or in many previously published studies.

このように、文の最初にnotが使われているので、その後にくる接続詞はnorではなくorを使用します。

(3) 二つの独立節を含む場合はnorを使用する場合がある

Fetuses with congenital diaphragmatic hernia who were stillborn would not have been included in this study,  nor would they have been included in many previously published studies.

このような場合は、norの後にくる二つ目の独立節の主格と動詞を倒置することに注意してください。

 

 

前回に続いて、NHK BSハイビジョン放送「100年インタビュー」 ~棋士/羽生善治氏 編~ を取り上げます。同氏が番組で語った内容をよりつぶさに紹介します。私と同じ1970年に生まれ、将棋界のトップに君臨する一人の男が何を語るのか、私はメモをとりながらTV画面に見入りました。私のチェス・ライフにとって参考になることはもちろんのこと、ビジネス・マインドへの刺激としても大いに活用できる内容です。


★将棋には「指運」がある

・・・限られた時間のなかで、どこに手を打つか(駒を動かすか)。特に終盤で、この指運によって勝負が左右されることがある。


★「取捨選択」の差がある(個人差がある)

・・・データや知識はプロの棋士が皆同じように持っているが、それらの何をとり、どう使うかは人によって違う。


★勝負時の「感情」の位置づけ

・・・感情はなかなかコントロールできないが、一方でその感情があるからこそ、思わぬアイデアや発想が生まれる。感情が起爆剤になるようなイメージ。


★真剣勝負にこそある「深さ」

・・・データを集めて研究をすることは非常に大事。但し、そればかりやっていることがベストとは思わない。机上での研究だけでは煮詰まってしまうことがあるし、机上でやっているのとは違うところから生まれる発想やヒラメキがある。同じ将棋を指すにしても、緊迫したなかで指すのと、一人で研究しているのとでは『深さ』が違う。机上の研究では限度があり、真剣勝負のなかでこそ発見できることがある。


★答えのない場面で個性は出る

・・・答えのわからない場面でこそ、その人の習慣やクセ・好き嫌いなどが表に出てくる。


★冒険的な手を指す

・・・経験を積んでいくと、自然にブレーキを踏んでしまうので、常にブレーキの踏み方を意識している。アクセルとブレーキの踏み方が重要。


★自分の将棋観を変えた対局

・・・初めて獲得した竜王戦の防衛戦で、0勝3敗と崖っぷちに立たされ(先に4勝した方が勝ち)初めて後ろ向きになった時の対局。指し手が200手を超えた大勝負で、力を振り絞ったなかで勝負の険しさや厳しさを味わった。


★「才能」とは

・・・継続すること。一歩一歩、進歩していくこと。情熱を維持する。

 

以上が羽生氏のコメントをポイントでまとめたものです。
これらは人生の真髄を言い表していると言っても過言ではないと思います。棋士が一つ一つの駒の動きに対して、自分の持てるすべてを注ぎ込んでいくそのプロセスに私はとても魅力を感じます。それは、チェスとて同じです。


私が将棋ではなく、チェスを選んだ理由は単純です。
◆多くの国々でプレーされ、そのルールは世界共通

◆それだけさまざまな文化や歴史が関係しており、世界観が育まれる

◆ピース(駒)とボード(盤)の組み合わせに芸術性があり、見ていて楽しい


特に上記2つ目の点については、私が経営するループ・インタープリターズの仕事で求められる要素でもあるので、興味が尽きません。

 

 

 

 

 

10月2日にNHKハイビジョンでTV放映された「100年インタビュー」で棋士の羽生善治氏が登場しました。この「チェスは素晴らしい世界語」コーナーの前回の記事で羽生氏の本に触れたばかりですが、続けて同氏を取り上げます。この番組で"今"の羽生氏を知るとともに、改めて「勝つ頭脳」という観点で一流の棋士である同氏の発言へ耳を傾けました。期待通り、大変示唆に富む内容で勉強になりました。私がチェスを学んでいく上で参考になる点がいくつもありました。


「100年インタビュー」は、さまざまな世界で活躍する一流の人間に対し、一対一でのインタビュー形式で話しを進めていく番組です。1時間30分という放送時間のなかで、あらゆる側面からその人物像にせまっていきます。派手さはないものの、さまざまな人生のヒントを伺い知ることができ、私の好きな番組の一つです。
ちなみに次回放送は11月20日(木)で、あの「宮崎アニメ」の宮崎 駿氏が登場します。非常に楽しみです。

100年インタビュー.jpg

 

この番組で、羽生氏が口にしたことでいくつか興味深い点があったことは言うまでもないですが、先ずは、番組の最後でゲストがテレビカメラに向かって送る『100年後へのメッセージ』で羽生氏が話した内容をお知らせします。

 

『江戸時代につくった詰め将棋などを見ると、当時の人たちの息吹とか、考えていることとか、凄さとかがすごく実感できました。そういうことを未来の人が今の時代を振り返った時に、何かもし感じてもらえたらとても嬉しいと思っています。』


この言葉を聞いた私は、何とも言えない嬉しさにつつまれました。それは、私がチェスを単なる頭脳ゲームとして捉えているのではないことの理由を、羽生氏がこの言葉で代弁してくれたように思えたからです。

私はチェスと出会ってからまだ1年も経っていませんが、どんどんチェスの魅力に引き込まれていくようです。チェスを愛した世界中の賢人達による対戦を、その棋譜(=きふ:対戦中の駒の動きを一覧にしたもの)をもとに自ら盤上で再現してみる。そして、そのプロセスや当時のプレーヤーの心理に思いを馳せながら、一つ一つの駒の動きを自分なりに検証してみる・・ それは私にとってとても贅沢な時間です。


この「100年インタビュー」のなかで羽生氏が口にした内容は、次回の記事で紹介します。

 

 

 

 

今日、最寄のSTARBUCKS(茨城県、イオンモール水戸内原店)に行きました。目的はコーヒー豆と紅茶を仕入れること。

(本記事のタイトルから外れますが、以下少し前置きします。実は、紅茶の話。)
私はSTARBUCKS(以下、スタバ)で紅茶(パック式)も購入しています。1箱に24パック入っているものを箱ごと購入しています。
スタバのスタッフの方から勧められるまでは、スタバで紅茶も扱っていることなど知らず、初めは半信半疑で試しに購入したのですが、これがなかなかおいしかったのです。特に、Earl Grey(アールグレイ)は香りが良く、紅茶にうるさい私の妻もその品質の良さに満足しています。私は、その他にEnglish Breakfast(イングリッシュ・ブレックファースト)も箱で購入し、Earl Greyと交互に楽しむようにしています。今では、朝食時にスタバのコーヒー、午後はスタバの紅茶(ミルクたっぷり入れて)というパターンの日々です。
今日は残念ながら、Earl GreyもEnglish Breakfastとも売り切れでした・・ 今までにも在庫切れの時があったので、紅茶は隠れた人気なのかもしれません。

 

さて、ここからが本記事の本題です。

今日スタバで、私のコーヒー談義に付き合ってくれたのは、これまで何度も私の相手をしてくれているKさん。Kさんは、Black Apron(ブラックエプロン)の一人。


ブラックエプロンとは
スターバックスでは、バリスタたちに対してコーヒーマスターとしての、いわゆる「認定制度」が設けられている。毎年1回、「バリスタ認定」をクリアした人がさらに上のコーヒーマスターになるための認定試験を受けて選ばれる社内のタイトルのようなもの。試験内容は、豆の知識・産地についての知識・生産方法などのコーヒーに関する専門知識をはじめ、いかに豊かにコーヒーの風味を表現できるかということや、日々の店舗での働きなどもポイントとなる。ブラックエプロンに認定される確率は、100人に一人と言われる。


今日、そのKさんに対し、次に出る季節限定モノの豆である『クリスマス・ブレンド』(今年は、来月5日発売。ここ数年、年ごとに発売が前倒しされています)について探りを入れてみました。すると、すでに試飲を終えているという答えが!

Kさんは以下のようにコメントくれました。

 

"初めに「グアテマラ アンティグア」(⇒)にあるような程よい酸味を感じるが、飲み終えた後に「アニバーサリー・ブレンド」(↓)にあるAged Coffee(エイジド・コーヒー:3~5年間熟成させたもの)のような香ばしさが口の中に広がる、そんな2段階の味わいが楽しめる"


  Guatemala Antigua.jpg              Anniversary Blend.jpg 

 

アニバーサリー・ブレンド(上のラベルの右)
目下発売中で、ダークローストの香ばしさが特徴。コーヒーの力強さがとても感じられます。スタバでは、毎年秋の時期ならではの限定モノです。

 

本コーナー前回の記事にもあったように、私とスタバを最初につなげたのは『クリスマス・ブレンド』でした。当時その味わいに衝撃を受けて以来、スタバとの付き合いが続いているわけですが、残念なことにここ数年は、そのクリスマス・ブレンドから感動を得られていません。あくまでも私の主観ですが、ここ数年の出来は無難にまとまっているというか、落ち着きすぎているように感じるのです。
ですが、上記のKさんのコメント通りだとすれば、今年は期待できそうです。


また今年は、クリスマス・ブレンドに合わせたスイーツにも力を入れているとのこと。スタバの言う"フード・ペアリング"としては、絶妙なコンビネーションらしいです。クリスマス・ブレンドだけで味わっただけではわからない良さがそのコンビネーションに隠されているのだそうです。そのスイーツ、値段は400円弱くらいだとか。


クリスマス・ブレンドのパッケージについては、例年、赤を基調にしたデザインですが、なんと!今年はゴールドが基調とのこと。結構、きらびやかに仕上がっているようです。

 

今年のクリスマス・ブレンドは何かが違うかもしれません。

 


 

 

Mother Goose(マザーグース)と聞くと「英語圏の小さい子供向きの童謡」と思われる方もいるかもしれませんが、実は一般の会話や新聞などの政治・経済欄の見出しや、コマーシャルや小説など幅広い分野に頻繁に登場します。童謡といわれながらも、シェークスピアの有名なフレーズの次によく使われるほどです。ですから、子供向きと馬鹿にはできないものです。


マザーグースは英国イギリスが発祥地。欧米諸国(英語圏)の人々は平均でも100のマザーグースの詩を口ずさむことができるといわれています。日本でも数多くのライムが翻訳されていますし、小さい頃からなじみのある歌もあります。本来、マザーグースのライムは英語という言語の持つ韻を含むリズムや音を楽しみながら学ぶものなので、残念ながら日本語に翻訳されたものはその面白さが半減してしまいます。例えば、"spice" "nice"や"bread" "head""dead""red"は脚韻を踏んでいます。母国語で作られたものを母国語以外の言語に翻訳するときはどの言語においても必ず直面する問題です。ですから、まずは意味を知ろうとするのではなく、原文の音を楽しむことから始めるとマザーブースの面白さがわかると思います。


マザーグースという言葉は日本ではイギリスの伝承童謡の代名詞として普通に呼ばれていますが、正式には Nursery Rhymes (ナーサリー・ライム=童謡/わらべ歌)と呼ばれています。マザーグースがこの英国伝承の童謡の象徴になったきっかけは、1806年にイギリスの道化師によって上演された「Harlequin and Mother Goose; or the Golden Egg (ハーレクインとマザーグース、または金の卵)」で、伝説的なマザーグースのイメージに魔女の要素が加味されたのです。この劇を韻文化した物語詩が行商人が売り歩いたことにより広がったといわれています。


いまさらマザーグースなんてと思われる大人の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、なぜ英語圏の国々では大人の世界でもこのマザーグースのフレーズが使われているのでしょう?マザーグースの世界には、実は大人の男と女をテーマにしたものやナンセンスなもの、不気味で残酷な内容のものが少なくありません。きれいごとだけではすまされないのも人間の世界。このあたりが単なる童謡としての価値以上のものがあるのではないでしょうか。または、イギリス人ならではのユーモア(ブラックユーモア)の精神が現れているのかもしれません。

Tom, Tom, of Islington,
Married a wife on Sunday
Brought her home on Monday
Bought a stick on Tuesday,
Beat her well on Wednesday,
Sick was she on Thursday,
Dead was she on Friday,
Glad was Tom on Saturday night
To bury his wife on Sunday

トム トム イズリントンのトム
日曜日に 奥さんと結婚し
月曜日に 奥さんを連れて帰り
火曜日に こん棒を一本買い
水曜日に 奥さんをこっぴどく叩き
木曜日に 奥さんはすっかり寝込み
金曜日に 奥さんはあの世に行き
土曜日の夜は 嬉しそうなトム だって
日曜日に 奥さんを埋葬するからさ


思わず苦笑いしてしまいます。結婚は人生の墓場を表現したものでしょうか。。。この他にも、ハバートおばさん(Old Mother Hubbard)では、飼い犬が死んだかと思うと次の詩ではパイプをふかしていたり、出かけて帰ってくると今度はフルートを吹いていたり、まったく意味不明な内容もあれば、Three Blind Mice(三匹のめくらねずみ)では、刃物を持ってネズミを追いかける怖いおばさんがいたりします。Ding,Dong,Bell(ディンドン鐘がなる)では、子猫を残酷に殺すような子供が登場したりと日本ではちょっと考えられないようなものもきちんと伝承されているのです。このようなテーマのものは、ミステリー小説にも数多く登場します。イギリスのミステリー作家アガサ・クリスティーの小説の中にもでてきます。


2012年にはロンドンでオリンピックが開催されます。今後は、英国イギリスが何かと注目されてくるでしょう。大人のマザーグースの楽しみ方の一つに、ロンドンのマザーグースめぐりはいかがでしょう。日本でもおなじみの「ロンドン橋」から始まり、Oranges &Lemons(オレンジとレモン)の中でうたわれたロンドン市内の16の教会めぐりもおつなものです。Upon St. Paul's Steeple(セント・ポール大聖堂)やご紹介した上記の歌のように怖~いイズリントンを訪れるのも面白いでしょう。他にも、ロンドンにはマザーグースの歌のタイトルがついた古くから続くパブやストリートが数多く残っています。

 

 

日本では文法についてきちんと学びますが、母国語においてさえ修飾語というのは難しい部分でもあります。ここでは翻訳する上で再確認してみましょう。
  • 単語、句(前置詞あるいは接続詞で始まる主語または述語を含まない単語の集まり)、節(重文あるいは複文の中の主語と述語を含む単語の集まり)はすべて修飾語。但し節あるいは句は形容詞か副詞の役割をすることもある。
  • 形容詞は名詞・代名詞を修飾する
  • 副詞は動詞、形容詞、その他の副詞、節を修飾する
修飾語をつける場所には注意を
何が修飾されているのかを明確にするためには、修飾したい単語の近い箇所および適切なところに修飾語句を配置することが大切です。そうすることによって、科学系論文や技術文書など正確な表現を求められるような文章に対して非論理的であいまいな配置を避けることができます。

<英語の例文>
不明確な表現 Dr. Yamada treated the patients using antidepressants.
[論文でこのような文章を使うと、誰がantidepressantsを使ったのか不明確になり意味が二つにとれます。]

望ましい表現 Dr. Yamada treated the patients with antidepressants. あるいは、
                  Dr. Yamada treated the patients who were using antidepressants.
[このように表現すると、Dr.Yamadaがantidepressantsを使ったことが明確になります。]

やっかいな"only"の使い方
onlyを修飾語として使う場合には特有の問題が生じます。基本的にonlyはそれが修飾する語句のすぐ前に置きます。下記の英語の例文を見ていただくとわかりますが、onlyの置く場所によって意味が異なってくることがわかるでしょう。
  • Only medication can ease the pain.
  • Medication can only ease the pain.
  • Medication can ease only the pain.
一番上は、薬を意味するmedicationを強調していますし、2番目の文章は和らげるを意味する動詞のeaseを強調することになります。そして、最後の文章は、痛みを意味するthe painを修飾します。

動詞句(懸垂分詞)
分詞は形容詞として用いられる動詞のひとつの形です。懸垂分詞は何らかの行為者の存在を示しますが、その行為者が誰かあるいは何かを特定はしません。そのため意味が曖昧になりがちですので、表現の仕方に注意しなければなりません。

<分詞を使った英語の例文>
避けたほうがよい表現 Based on my experience, English majors make excellent copy editors.
[確 かにざっと読みますと作者の経験に基づく文章ということはわかりますが、English majorsが作者の経験なのか、はたまたEnglish majorsが優秀なコピーエディターになるということについての意見なのかが若干曖昧です。このような表現は論文には向きません。]

望ましい表現 I have found that English majors make excellent copy editors. あるいは、
Experience has shown that English majors make excellent copy editors.
[このような文章にすることによって、作者がEnglish majorsについての見解ということがわかります。]

次に動名詞の例文をみてみましょう。動名詞は名詞として用いられる動詞の一形態です。懸垂分詞のように、懸垂動詞はある行為者を暗示しますが、その行為者が誰かあるいは何かを特定しません。

<動名詞を使った場合の英語の例文>
避けたほうがよい表現 Dietary therapy slows the return of hypertension after stopping long-term medical therapy.
[この文章ですと、食事療法は高血圧の再発を示すのみならず、投薬の延長も止めるといっていることになってしまいます]

望ましい表現 Dietary therapy slows the return of hypertension after cessation of long-term medial therapy. あるいは、
After cessation of long-term medical therapy, dietary therapy slows the return of hypertension.
[このように動名詞を使わないほうが何をすることによってどうなるかという内容の文章が相手に伝わりやすくなります]
今回から、翻訳の上でも非常に重要な部分、文法編が始まります。論文において良い文章を書くには、まず文法を完全に理解することが不可欠となります。段階を追って、英語における好ましい表現や避けたほうが良い表現など例などもあげていきましょう。

文章作りの基本
科学文書や技術文書では主語や動詞を省略する断片的な文は用いるべきではないとされています。
  • 一つの文には一つの主語と一つの動詞が最低限あること
  • 通常文章には修飾語を含む
段落
段落は、ある考えあるいはいくつかの関連した内容をまとめたもので、結合力のある文章の集まりであることはいうまでもありません。各段落が単独で成り立つ長さがあり、かつ読者の注意をひきつけるために短めにつくることも大切です。

句読点
句読点は簡単なようで実は結構難しい要素でもあります。句読点をつける場所によっては、読者に違った印象を与えるからです。日本語にしても英語にしても一度はきちんと学ぶ必要があるでしょう。句読法については、文法編の後詳しくご紹介します。




電子形態の参考文献の文書はかなり増え、ガイドラインも日々修正変更されています。ソフトウエア、オンライン雑誌、CD-ROM、データベース、インターネットのウェブサイト、電子メールなど多種多様です。

今回、論文の参考文献にこれらの電子データやメディアの文章を引用した場合の一般的な記載方法の例をご紹介します。

ソフトウエア
論文の中で、プログラムが言及されただけで論文(報告書)の主題ではないときは特に参考文献リストに加える必要はないとされています。その場合、本文中にカッコ書きでソフトウエアの製造メーカーと所在地を記載します。

ソフトウエアマニュアル
引用がソフトウエアそのものではなくソフトウエアのマニュアルやガイドの場合は参考文献リストに加えます。その場合は書籍を引用する場合と同様に記載します。書籍の引用については、別の記事でご紹介していますのでそちらを参考にしてください。

オンライン雑誌
オンライン雑誌の場合は、巻数やページ数がないものもあります。記載の仕方としては、これらの情報があるないで記載方法が変わります。
  1. 巻数、ページ数がない雑誌: 発行日の次に文書番号を記載する
    例: 著者名. 記事のタイトル. Online オンラインの雑誌名(イタリック体). 発行日(January x, 200X);文書番号(doc 1).
  2. 巻数、ページ数がある雑誌
    通常の雑誌と同様の書式で記載する。(詳しくは、別の記事でご紹介した雑誌を参考文献にする場合を参考にしてだくさい)
CD-ROM
英語例 The XXX Dicktionary: Reference Tool for Windows [book on CD-ROM]. Cambridge, Mass:YYY International Inc; 2008. Based on: XXX Dictionary of the English Language, Third Edition. Boston, Mass: ZZZ Co; 2005.

データベース
英語例 CANSERNET-PDQ[database online]. YYY Md: National Cancer Institute, 2007. Updated October 1, 2007.

ウェブサイト 
サイトの名前とサイトアドレス、そしていつアクセスしたかを記載します。
英語例  FDA/CFSAN resources page. Food and Drug Administration Web site. Available at: http://www.xxxx.gov/yyy/zzz.html. Acessed October 5, 2008.

電子メール(E-mail)
電子メールを参考文献にする場合は、文献リストに記載するのではなく本文中にカッコ書きでして列挙します。
1.電子メールを送った人の名前
2.送信者の電子メールアドレス
3.電子メールの送信日
英文例: Unlike e-mail addresses, URLs[uniform resource locators] may be case sensitive (電子メール送信者の名前[Eメールアドレス], e-mail, August 5, 2008).





 



 

"エクソフォニー"とはドイツ語で「母語の外へ出た状態」一般を指します。あまり聞いたことがないと思いますが、この言葉は2002年の文学研究の学会である研究者が言葉にしたものらしく、ドイツ語の辞書を調べも見つけることができなかったので、新しい概念を持った言葉だといえるかもしれません。非常に美しい響きがある言葉です。この言葉を知るきっかけとなったのが、多和田葉子さんという作家が書いた「エクソフォニー ~母語の外へ出る旅~」という本です。

 

彼女は日本語とドイツ語の両方で本を書きます。ご本人は作家でもあり、翻訳家でもあります。実際、その国の人が母国語で本を書くというのは当たり前ですが、母国語以外で小説を書くというのは実際あまりありません。ドイツ人がフランス語で小説を書くとか、アメリカ人がスペイン語で小説を書くとか、日本人が中国語の小説を書くというようなことはあまり多くは聞きません。彼女は日本でもドイツでも多くの賞を受賞していますが、なぜ彼女が日本だけでなく母語を越えて成功することができたのか-これは、個人的な解釈ですが、単なる外国語として捉えるのではなくある常識から「外へ出る」ことを試み、自分の周りにある以外のものを理解し吸収していったからではないかと思います。

 

日本では、英語が何かと注目されがちですが、言語は、その国の持つ文化や歴史、そして政治的な問題など様々なものにつながっている非常に奥の深いものですので、世界的な共通語として英語だけを見つめるとなかなか世界が見えてこないことも多いといえるでしょう。

 

翻訳や通訳といった仕事をしていますと、"エクソフォニー"な世界が見えてきます。ビジネスの分野、研究の分野、法律の分野、芸術や文学の分野、それぞれ異なった分野で母国語と母国語以外のところをいったりきたりする作業はまさしく"エクソフォニー"な世界です。時には、まったく知らなかった分野に触れ、これまでとてもできそうにないようなことがいつの間にかできるようになったり、また何度もやってきたことなのにうまくいかず更に学ぶことがあります。翻訳や通訳は機械でできるような単一の世界ではありません。文章を書くのはコンピューターではなく、人から生まれます。表現も環境も異なるところから生まれたその言葉を一つの言語にまとめていくイメージ力と言語力を持つ翻訳者や通訳者は"エクソフォニー"な人といえるかもしれません。


 

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