論文のタイトルページの脚注

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タイトルにある脚注については、翻訳会社があまり関与するところではないため、原文をそのまま翻訳することが基本です。ただ、日本語と英語間の翻訳においては、所属機関名、所属部署名、名前、肩書きなどの順番がまったく逆になります。そういった観点からも大切なチェックポイントとなります。

雑誌(ジャーナル)によって異なるとは思いますが、一般的に説明文は文中の中に括弧で閉じて組み込むので、脚注を本文の中で用いるのは好ましくないとされています。

このページでご説明する「脚注」とは、論文の最初のページに掲載するべき事柄です。
基本的には以下の順番になります。

  1. 著者所属先
  2. 研究費援助の公表
  3. 著者が亡くなっている場合の記載
  4. 以前に発表しているかどうか
  5. 関与否定文(例えば、論文における著者の考えを資金援助団体や組織と区別する場合)
  6. 著者の連絡先あるいは別刷請求先

1.著者所属先

著者の所属機関を記載するときは以下に注意します。

・機関名と所在地のみを記載
・肩書きおよ大学教員の地位は記載しない
・著者名の順番で記載する
・同じ機関に属する著者のリストは一緒にする

著者が研究を行っていたときと現在の所属機関が異なる場合:
研究が行われたときの所属機関を記載します。移動したいる場合は、現在の所属先も記載します。
    例) 以前の所属機関XXX. Dr. Suzuki is now with the Department of XXX, 所属機関名.

複数の著者が異なる機関、異なる部署に属している場合:
括弧書きで記載しますが、いくつかの例を挙げてみます。

 異なる機関の場合:
     From 所属名、機関名(Dr.XXX); and 所属名、機関名(Dr. YYY)

 異なる部署の場合:
   From 所属名(Dr.XXX)、所属名(Dr.YYY)、and 所属名(Dr.ZZZ)、同一の所属機関名、場所(東京など)
    
 異なる機関と部署の場合:
   From 部署XXX and 部署YYY, 機関名AAA(Dr. aaa, Dr. bbb, and Dr. ccc), and 部署ZZZ、機関名BBB(Dr. ddd and Dr. eee)、場所

言うまでもありませんが、日本、中国、ベトナムなどでは、欧米諸国と違い、姓が前に来ます。脚注における(文中もそうですが)名前は、すべて姓になるため日本以外の国の人の名前を扱う場合は注意が必要です。

大きなグループの場合:
タイトルページには、グループ名だけを記載し、論文の最後などに参加者の完全な名簿を記載します。最後のページに掲載している旨の文章を付け加えます。

例) 
著者名欄の部分: Taro Suzuki,MD;Tom Sato, Dr; for the グループ名 XXX Wroking Group
所属先の部分: From 所属機関名.A complete list of the memebers of the XXX Working Group appears (is givenでもよい) at the end of this article.

2.研究費援助の公表

研究費援助の公表については、ジャーナルによって公表を求めてるところがあります。例えば、雇用、コンサルタント業、株式所有権、謝礼金、有給の鑑定などや、資金援助を受けている場合や所有権を持っているかどうかなど細かく明記するように求められることがあります。

この資金援助の声明文も論文の最初のページに上記の所属先脚注と共に公表されます。
例えば

Dr. XXX has received monetary compensation for speaking engagements form several pharmaceutical companies, including some that manufacture YYY.[This is for an article on radomized  traials of YYY.]

3. 故人

論文の著者が出版時に亡くなっているときは、短剣符()を著者名欄にある著者の名前の後ろに挿入し、下記のいずれかの脚注を所属先が記載されている脚注の後ろに挿入します。
例) †Dr. XXX died MM/DD/YY.
       †Deceased

4. 論文が発表済みの場合

研究会やセミナーなどで発表された内容の場合は次のような文章を記載します。

例) Presented in part at 研究会の名前(会議の名前)、どこで、いつ(MM/DD/YY).
       Presented as a poster at 会議名、場所、いつ(MM/DD/YY).

会議の正確な開催日時や場所も記載することが必要です。

5.関与否定文

関与否定文は著者の考えを雇用者、資金援助団体や組織などと切り離すために用いられます。この脚注は別刷請求先住所の前に記載します。

例) 
The views expressed herein are those of the authors and do not necessarily reflect the views of 雇用者/資金援助団体や組織名.

Use of trade names or names of commercial sources is for information only and does not imply endorsement by 雇用者/資金援助団体や組織名.

Opinions in this article should not be interpreted as the official position of 機関名.

6. 著者の連絡先あるいは別刷請求先


読者のために、著者が住所や連絡先を記載しておくためのものです。住所のほか電子メールなども明記できますが、これは著者に一任されています。

連絡先を記載する場合:
Reprints: 著名者, Phd, 所属部署、所属機関、住所、国(Eメールアドレス).

連絡先を記載しない場:
       Reprints not avalable from the author.















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このページは、Ted Matsuuraが2008年7月11日 11:21に書いたブログ記事です。

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