論文の著者名欄と文末の署名

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論文の著者名欄をバイラインともいいますが、大多数の論文では、この著者名はタイトルやサブタイトルのすぐ下に書きます。一方、論説、書評、ニュース記事においては文末に記載します。

日本人の著者の場合、欧米諸国に比べてシンプルですので、それほど神経を使いませんが、欧米諸国の著者の場合、ミドルネームや様々な称号・学位があるので、その記載の翻訳には注意が必要です。

あまり翻訳には関係のないことですが、論文を多く書く研究者すなわち著者は、牽引検索者、目録作成者、データベース(インターネットを含む)検索者が容易に利用できるよう、ご自身の名前の記載については、首尾一貫して同じものを使うようにしたほうが望ましいとされています。

<学位>
学位についての方針は、各雑誌(ジャーナル)で出していると思いますので、翻訳の段階では原文にある内容をそのまま用います。基本的に、最高学位を名前につけます。著者によっては、博士号の学位(例えば、MDとPhD、あるいはMDとJD)を二つ持っている人がいます。この場合、ご自身の好きな順番でつけることができますが、博士号と異なる分野の修士の学位などをもっている場合もあるので、その記載の仕方はジャーナルによって異なります。米国の場合ですと、博士号以上のものを付け、修士レベルの学位は通常付けません。

翻訳の場合、この部分は原文を信じてそのまま訳されます。但し、論文の種類にもよりますが、日本語から英語にする場合、著者が日本人ですと肩書きはありますが、、Dr.なのかどうかわからない場合があります。インターネットなどで文献が発表されている場合もあるので、翻訳する側で調べ最終的に依頼元に確認するという方式がよいでしょう。

<複数の著者、グループとしての著者>

著者名欄に複数の著者が含まれる場合: 英語においてはセミコロン( ; )で区切って列挙

John D. Freedman, MD, FRCPC; Louise H. Rogers, PhD; XXXXX

1グループと複数の個人名を含む場合: グループ名の前に(for)をつける。

 Taro Yamada, MD; for the PPPP Study Group

この場合は、個人が著者としての資格を持つことを意味しています。

特殊なグループを著者にする場合:

The Writing Group for the PPPP Collaborative Research Group

1グループ/小グループが著名者で特定の個人が論文にまったくでてこない場合: 脚注に連絡先として代表者の名前を記載する(住所なども含める)

脚注例: Corresponding author: William K. Tood, MD, 所属機関, 住所

1グループでそのグループにいる全員が著者として資格を持つ場合:個人名を列挙し、(and)でつなげその後にグループ名をもってくる

William K. Tood, MD;Louise H. Rogers, PhD;and the PPPP Project Group
この場合は、グループメンバー全員が著者としての資格を満たしているということを一文に署名する。

文中の個人名や肩書きについては、また後述しますが、「. , ; :」などタイプミスなどもありますので、このあたりの細かなチェックが必要になります。















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このページは、Ted Matsuuraが2008年7月10日 09:19に書いたブログ記事です。

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