世界のチェス事情をいち早く配信している "CHESSBASE NEWS" で、本日私にとって嬉しい記事がアップされました。同サイトのコラムニストによる【For the beginners】という記事です。
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同サイトのようにチェスに関する世界中のあらゆる最新情報を配信しているところで、チェスの初心者に焦点を当てた記事はなかなかお目にかかれません。
この"For the beginners" 記事のなかでコラムニストはビギナーに向けていくつかアドバイスを発しているので紹介します。
先ずは
◆「ゆったり構えよう。」("Just relax.")
一夜にしてグランドマスターになれる人などいるわけがないが、インターネット上の掲示板などで「より優れたチェスプレーヤーになるための最速の道は?」あるいは「マスター/グランドマスターになるための最速の道は?」といった投稿を頻繁に目にする。そんなトントン拍子に事は運ばないものである。
あの最強の天才プレーヤーと謳われたBobby Fischerでさえ、ある一定の称号を得るまでに数年を要し、その後世界チャンピオンになるまで更に数年かかっている。
だから、こう考えてみてはどうだろうか。今日チェスに関して何か新しいことを学んだのなら、自分は昨日より優れたプレーヤーになったということであり、それを毎日繰り返していけば自分でも気付かないうちにごく自然に腕を上げていることになると。
◆ビギナーが初めに学ぶべきことは2つ。
①エンドゲーム(endgame)
②各ピースの相互作用、およびそれらピースが一つのシステムとしてどう機能するか。
(例:各ピースが影響を与えるマスの範囲、センターに駒を配置する重要性の意味など)
①について、よくビギナーは「でも、エンドゲームを学んだところで、実際の対局ではエンドゲームにたどり着く前に負けてしまう」 と口にするが、エンドゲームを学ぶことによってチェックのパターン(mating patterns)を習得できるようになる。言い換えれば、自分がチェックを指される状況を回避できたり、エンドゲームまで持ちこたえられるようになればそこから勝ちを収められるようになるということである。
②を正確に習得するには、盤上の駒数が少ないエンドゲームが最も適している。
◆ビギナーがチェスを学ぶには年代の古い対局が適している。〈古ければ古いほど好ましい)
その理由は、年代の古い対局は比較的単純明快でビギナーにとって理解しやすいから。チェスの知識や理解自体は、昔から今にかけてさほど進歩していないので、例えばPaul Morphy(ポール・モーフィ:1837-1884, 米国人)やAdolf Anderssen(アドルフ・アンデルセン:1818-1879, ドイツ人)の対局を学んでみることを勧める。現在の世界トッププレーヤーである Anand(現世界チャンピオン)やKramnikの対局に比べ、ずっと理解しやすく勉強になる。ビギナーがチェス(対局)の原則(Fundamentals)を学ぶという意味では、最新の定石を学ぶよりそうした1800年代に残された対局が一番役に立つ。
◆どんどん対局をしてみよう。そして、アドバイスを乞うことに躊躇しない。
実戦に勝る勉強はない。強い対戦相手から叩きのめされることもあるだろうが、対局後互いに考察する時間がある時は躊躇せずにアドバイスを乞おう。実戦から得られた教訓こそ、実力アップの鍵となる。
このCHESSBASE NEWSの"For the beginners" コラムは今後しばらく続くようです。
Keep watching !



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