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Tuesday, 23 September 2008 00:03 |
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LOOPの窓
Editor ContentEditor ContentEditor Content Editor ContentEditor ContentEditor Content契約書を翻訳するにあたって、その契約(最終契約案)締結に至る一般的背景を知っておくことは大切なことです。契約書が合意案までに落とし込まれていくまでの過程はさまざまでしょうが、ここではよくあるパターンを紹介します。
契約に臨む上で一方当事者の努めとしては以下のようになります。 ★先ず厳しい基本戦略方針を策定し ★戦術的に自社の権利を十分膨らませておいて交渉の場での妥協の余地を作り ★加えて整合性を保ちながら契約書案を練る
他方当事者としては ★相手側の契約書案の提示を受けた時点から、自社の基本戦略に照らし相手側の表向きの意図・隠された意図・妥協可能な限度を検討し ★コメントと厳しい対案を用意する
その後、両当事者間で交渉が繰り返されていくことになります。
契約案がきちんと整合性のとれているものであれば、交渉はスムーズに行いやすいのでしょうが、現実はそう簡単ではありません。契約書案は普通一人の専門家が作成することから、必ず不整合の点が出てきます。こうした点をチェックする専門家がいない場合は、その不整合を指摘するのは他方当事者となります。整然とした契約書案を作るには、2人の専門家が一緒に事に当たるのが理想的ですが、実際には1ケース1名という担任制が多いでしょう。そこに整合性を求めること自体、無理と言えるのかもしれません。
契約書を翻訳していると、翻訳原稿に不整合な点あるいは権利関係の不明瞭さなどを発見することがあります。そういった時は、よく確認をした上でクライアントへ率直に伝えるようにしています。翻訳を依頼される側は、大体において法律のプロではありませんし、原文に忠実に訳していれば問題ないと思われる方もいるでしょうが、そうした姿勢から本当の付加価値は生まれないと私たちは考えています。
「碁盤の目」のように整然とした契約書案を作るには2人の専門家を要するということ、それが実はその翻訳においても同じことが言えるのです。つまり、契約書に精通した翻訳者による訳文に対し、別のチェッカーが細かなチェックを入れていく。この当たり前の作業を、ループ・インタープリターズでは徹底して行っています。 |